Global Career Guide
典型的なパターン 現在、PM ( プロジェクトマネージャー ) がアメリカ人のプロジェクトに参加しています。その PM、James というのですが、日本人と仕事をするのが初めてとのこと。ま、本部から鳴り物入りでやってきたわけですから、それなりにすごいんでしょう。今のところは「お手並み拝見」といったところです。 初めて日
「保険」で手当てする 前回のコラムでは、外資が重視する「課題管理」の概略をお話しました。簡単におさらいしておくと、課題には「 Risk 」 ( 問題が発生しそうな兆候がある状況 ) ・「 Issue 」 ( 近い将来に問題が起こることが確実な状況 ) ・「 Problem 」( 実際に問題が発生している状況 ) の 3
課題のない会議 ? 仕事をする上で重要なことの 1 つに、「課題管理」があります。そもそも仕事をするということは、目標実現の前に立ちはだかる「障害 = 課題」を解決していくことに他なりませんから、課題管理は仕事の本質と言えるかもしれません。 ここに、あるプロジェクトの定例会議が週 1 回あるとしましょう。この手の定例会
Award を受賞すると … 今日は四半期に一度の部門会議です。役員である金融部門長が、この四半期のビジネス実績を総括した後、 Staff Recognition Award ( 成績のよかったスタッフを表彰する制度 ) の発表がありました。 「…staff of the quarter is
企業の論理・顧客の論理 前回のコラム (『顧客の声を聞け ! 』) では、仕事を行なう上での意思決定基準としての「顧客の声」と、それを確認するための「仮設→検証」のサイクルが重要であることをお話しました。しかし現実には、企業は商品やサービスを提供する側の立場で物事を判断せざるをえないことから、本当の意味で顧客の真意の理
意思決定基準としての「顧客の声」 みなさんが仕事で何かの意思決定を迫られた際、最も重視している「基準」は何ですか ? 会社のためになるか ( つまり、儲かるかどうか )、自分のためになるか、面倒くさくないか、ロジカル・シンキングを使って合理的に考えてみるとどうか、最後は直感に頼ってみる … ? ま、いろいろなやり方があ
「たたき台」って何 ? みなさんは、「たたき台」と聞いて、何を想像しますか。モグラたたき ? ハエたたき ? ( ハエたたきなんて、最近すっかり目にしませんが・・・ ) 実は外資系企業において、この「たたき台」というのが非常に重要な役割を担っています。さて、これは一体何なのでしょう。 「たたき台」は、tentative
QAとは何か ? わが社には、「 QA ( Quality Assurance )」という制度があります。 Quality Assurance を文字通り訳すと、「品質保証」という意味なのですが、わが社では「案件審査」という意味で使っています。金額が 1 億円以上の案件については、 QAによる承認を経なければ、実行する
予約が消えた ! 実は今、わが社のロンドン支社の同僚 Scot ( イギリス人 ) と一緒に仕事をしています。私は彼と一緒に、金融機関向けのソフトウェアをセールスすることになっているのですが、先日こんなことがありました。 その日私は、数日後の金沢行き出張に向けて、航空機のチケットをインターネットで予約していました。 「
またまたまた ! 拙著の宣伝で恐縮なのですが、『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』( あさ出版 ) が絶賛発売中です。横書きの装丁で、とてもカッチョよく ( 自分で言うのも何ですが )仕上がっていますので、是非一度お手にとっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします ! 新商品を売り込むとき みなさんの会社で