Global Career Guide
ビジネススクール(5) – 最後に ビジネススクールについて、4回にわたり、いろいろ書いてきましたが、「それで、結局どうすればいいの?」という人もいるかもしれません。そういう人は、MBA Applyというビジネススクール入学に特化したコンサルティングサービスがありますので、そのサイトをのぞいてみてください。
ビジネススクール(4) – イギリスのビジネススクール 前回、昔、MBAといえばアメリカだったが、今では多様化していると述べましたが、日本からも、近年、イギリスのビジネススクールに留学する人が増えています。ヨーロッパでは、1年制のMBAプログラムが主流のため、2年制に比べ、費用が半分ですむというのが大きな理
前回、書いたように、伸び悩む給料とは相反する学費の高騰で、アメリカでもMBAの価値が問われているのですが、それはビジネススクールへの応募者数にも表れています。 アメリカのフルタイムの2年制MBAプログラムへの応募者は、2009年から4年間減少を続けました。それも、世界各国の2年制プログラムMBAの応募者数に比べ、米ビジ
日本でも、近年、「MBAは取得する価値があるのか?」という議論がされていますが、アメリカでも同様の議論がなされて、何年になるでしょうか。 ビジネススクールが生まれた当時、フルタイムの2年制プログラムしかなかったのが、90年代に、パートタイムプログラムやエグゼクティブプログラムが設けられ、インターネットが普及してからは、
ビジネススクール(1) ~ MBAかCPAか ロースクールの後は、ビジネススクールについて少し書きたいと思います。 ツイッターのフォロワーさんに、「会社を辞めてアメリカへの留学を計画しているが、MBAをとるべきか、米CPA(公認会計士)の資格をとるべきか迷っている」という人がいました。「すでにビジネススクールからは入学
卒業しても就職先がない 日本では、アメリカのロースクールを真似た法科大学院の崩壊が叫ばれていますが、本家のロースクールも危機的状態にあります。アメリカのロースクールは、右のグラフにあるように、過去10年ほど応募者が減少の一途で、2013年も、前年比2割減で、2010年に比べると38%減少し、過去30年で最低となりました
熾烈な競争 前回、ロースクール(法科大学院)の話が出たので、アメリカのロースクールにも、ちょっと触れておきましょう。日本からアメリカのロースクールに行って、弁護士になろうという人は、あまりいないようなので、余談として。 前回、紹介した、母親の希望に沿ってロースクールに入学した知人のお嬢さんですが、本人とちょっと話しただ
回り道してもいい アメリカ人の知人から相談を受けたときのことです。奥さんの連れ子の娘さんがロースクールに行っていたのですが、「やめたがっているので、ちょっと話を聞いてやってくれないか」ということでした。ちょうど、私は、お嬢さんをアルバイトで雇うことになったので、その時に、本人と直接、話をすることができました。 
一度、働いてみる 筆者の年齢になると、周りの友人知人のお子さんが大学進学や就職するというケースが多く、お子さんの進路に関して、親御さんから相談を受けることがあります。 昨年も、大学在学中に1年カナダに交換留学した娘さんが、日本に戻って卒業後、「アメリカかカナダの大学院に行きたいと言っているのだが、今度、日本に
人生迷っていい、迷うのがあたり前 アメリカの大学院で社会学科を専攻し、1年も経たないうちに「この分野で修士学を取っても食べて行けない」ということに気づきました。(気づくのが遅かったわけですが。)その後、心理学を専攻したりしてフラフラしたのですが、結局は、食べていけるよう、ビジネススクールに落ち着きました。
大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。訪問した国は70ヵ国以上。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など30冊。