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有元美津世のGet Global!

テレワーク(8)フルリモート vs Full(y) Remote2021.01.19


 この半年ほどで、日本でも、「テレワーク(telework)」という表現以外に、英語圏でより一般的な「リモートワーク(remote work)」という表現も使われるようになりましたね。

 しかし、同時に見かけるようになった「フルリモート」という言葉。 週に1~2回、または月に何度か出社というハイブリッド形が多い中、まったく出社しなくていいという意味ですが、英語では少し使われ方が違います。

 日本では、「フルリモートで働く」「フルリモートになる・移行する」といった形で使われていますが、厳密に言うと、fullは形容詞なので、文法的にはfullyが正しいのです。

Our company allows fully(100%) remote work.
(当社では、フルリモート勤務が許されている。)

 アメリカでは、”full remote”は、形容詞として、学校の遠隔学習に関して使われることが多いです。

Full(y)-remote instruction started at our college this month.
(うちの大学では、今月、フルリモート講義が始まった。)

Our school is switching to full(y)-remote learning.
 (うちの学校では、フルリモート学習に変わる予定だ。)

100% remote


  また、英語では”fully remote”よりも”100% remote”の方が使われる頻度は高いです。

I’m looking for a 100%(fully) remote job. 
(フルリモートの仕事を探している。)

Here are some companies that are 100%(fully) remote.
(フルリモートの企業には、下記がある。)

Is this position 100%(fully) remote?
(このポジションは、フルリモートですか?)

 「フルリモート」でない場合は、下記のように”partly”または”partially”を使います。(ここでは副詞のpartlyが使われているところからも、本来は”full”でなく”fully”であるべきというのがわかりますね。)

My position is partly remote.
(私の仕事は、一部リモートだ。)

 下記の場合は、チームがリモート組と出勤組の混成であるという意味になります。

I’m managing a partly remote team.
(私は、一部リモートのチームを管理している。)

Go Fully Remote


  「フルリモートになる」というのは、go を使った下記のような表現が日常会話でよく使われます。

My son’s school is going full(y) remote because of Covid.
(コロナの影響で、うちの息子の学校はフルリモートになる。)

Our company went 100%(fully) remote last April.
(うちの会社は、昨年4月にフルリモートになった。)

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。訪問した国は70ヵ国以上。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など30冊。

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