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和製英語に気をつけよう(39)‐サッカー用語(2) 「スタメン」「ベンチスタート」2018.07.03


 波乱いっぱいのW杯。決勝トーナメントが始まりましたが、決勝Tは英語では ”knockout stage/round(s)”が一般的です。

The World Cup has moved to the knockout round(s).(決勝Tが始まった。)

Japan advanced to the knockout stage.(日本は決勝Tに進出した。)

「スタメン」


 日本では、ポーランド戦でのスタメンを事前にメディアが公表したことに対し選手が苦言しましたが、この「スタメン」も和製英語。Starting Memberの略ですが、英語のstarting memberは、下記のように「個々の先発メンバー」という意味で使われます。

The Cerezo Osaka midfielder was a starting member of the Japanese team.

(セレッソ大阪のMFは日本チームの先発メンバーだった。)

 

  会話では”starter”の方が一般的です。

He was a starter for Senegal(彼はセネガルの先発メンバーだった。)

 

 「スタメン発表」「スタメン変更」「スタメンに名を連ねる」のように使われる日本語の「スタメン」は、英語では”starting lineup”や”starting team”にあたります。

England made eight changes to its starting lineup in an effort to rest its stars.

(イングランドは、スター選手を休ませるためにスタメンを8名入れ替えた。)

 

Muto was one of six changes to the starting lineup.

(武藤はスタメン変更6人の一人だった。)

 

The rest of the starting team was unchanged.(スタメンの残りは変更なかった。)

He didn’t make the starting team.(彼はスタメンを外れた。)

 また、startingをつけずに”team”や”lineup”だけが使われる場合も多々あります。

The manager announced his team to face Poland.

(監督はポーランド戦のスタメンを発表した。)

 

How was the Japanese squad was leaked before the list was officially announced?

(日本のスタメンが正式に発表される前に、どうやって漏洩したのか?)

 

Belgium’s manager has named his starting eleven for tomorrow’s game.

(ベルギーの監督は、明日の試合のスタメン11名を発表した。)

「ベンチスタート」


 「ベンチスタート」は、”start on the bench”以外にも、さまざまな表現が使えます。

 

Why did James start on the bench for Columbia against Japan?

(なんでハメスは日本戦ではベンチスタートだったの?)

 

Honda didn’t start for Japan vs. Senegal.

(本田はセネガル戦ではベンチスタートだった。先発ではなかった。)

 

Japan had started a curious lineup, leaving all four of its goalscorers on the bench.

(日本はゴールを決めた4人がすべてベンチスタートという興味深いスタメンで臨んだ。)

「メンバーチェンジ」

 
  「先発を入れ替える」という意味では、上記で”made… changes”を紹介しましたが、試合中の選手交代という意味では、下記のような表現が使われます。

 

Japan didn't bring on a substitute at the half (time) although it was behind.

(日本は負けていたが、ハーフタイムでのメンバーチェンジはしなかった。)

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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