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英語は7つの動詞でこんなに話せる(12)― 使役動詞2017.12.05


 過去数週間にわたって紹介してきた基本動詞には、get、have、makeのように使役動詞として使われるものもあります。これらの使役動詞は日常会話で非常によく使われるので、これが理解できないと「ネイティブスピーカーの言っていることはわからない」と言ってもいいくらいです。

Have


 「持っている」と習ったhaveに、こんな意味があるの?!と思う人もいるかもしれませんが、<have+人+動詞の原形>で「人に~させる」という意味になります。

 

 I’ll have him call you. (彼からあなたに電話させる。)

 

 I’ll ask him to call you.(あなたに電話するように彼に頼む)と意味は似ていますが、これだと「彼が電話するのを断る」可能性もあります。haveを使うと依頼よりも強く、日本語の「させる」と同じく、話し手が「彼」に対して何らかの権限を持っている場合に使われます。このため、親が子どもに対して使うことはできますが、子どもが親に対しては使いません。

 

  使役のhaveには<have+物+過去分詞>という形もあり、「物を~してもらう」という意味になります。たとえば車を修理に出した場合、いま修理中であれば

 

 I’m having my car repaired. (車を修理してもらっている。)

 

すでに修理が終わっていれば、次のようになります。

 

 I had my car repaired.  (車を修理してもらった。)

Have / Get


  Haveやgetは、「ほかの人にやらせる、してもらう」という意味で、自分には使えないのが特徴です。なお、haveに比べ、getのほうがやや強い響きがあります。

 

 I’ll have him do that.(彼にそれをしてもらう。)

 I’ll get him to do that.(彼にそれをやらせる。)

 

 Can I have you do that?(やってもらっていい?)

 Can I get you to do that?(やってくれるかな?)

Make vs. Let


 Makeも代表的な使役動詞ですが、「強制的にやらせる」という意味があります。

 

 My mother made me do the dishes.(母親に食器を洗わされた。→母に言われて渋々食器を洗った。)

 

  一方、letは「許可を得てやらせてもらう」という意味になります。

 

 Will you let me do that? (私にやらせてくれる?)

 

 「ややこし~い」と思うかもしれませんが、パターンは限られるので、それさえ習得してしまえば、さほど難しくはありません。習得すれば、日常会話の枠がグ~ンと広がります。苦手意識を捨てて、ぜひチャレンジしてください。

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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