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有元美津世のGet Global!

バイリンガル転職求人倍率2017.07.18


 「語学力を生かしたい私、外資系企業を目指している私には、ハローワークの数字を基にしている求人倍数なんて無意味」という皆さんのために、バイリンガル系の求人倍率も見てみましょう。

    Daijobでは、独自で「グローバル転職求人倍率」を算出しています。倍率の定義は「2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数> 」です。(つまり、外国語能力が日常会話や不問の求人は含まれていない。)

 事務系も1.12倍(5月末時点)と、求人一件に対して求職者一人超の割合で、これまで見たものより高いのです。ただ、Daijobの求人データベースで事務系の求人を見たところ、管理職や専門職も含まれており、「事務系」はデスクワークのホワイトカラー職という意味で使われているようです。(求人を検索する際には、「営業事務/アシスタント/一般事務/受付」といったサブカテゴリ―で選べます。)

 Executive Assistant, Bilingual Secretary, Sales Assistant/営業事務、HR Assistant、Office Assistant、貿易事務など、狭義での事務職も「事務系」の全体の2割ほどにのぼり、結構あります。ただ、求職者も多いので倍率が低く(競争率が高く)なるのです。

競争率が低い職種


 せっかく求人倍率を見たので、反対に、どの職種が求職者よりも求人の方が多いのかも見てみましょう。

 職種別グローバル転職求人倍率を見ると、倍率が一番高いのは「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」で、なんと11.5倍。求職者1人に対し求人11件以上という”広き門”です。4ヵ月連続上位3位に入り、6倍を超える高倍率が続いているそうですが、過去2年を見ても、ずっと高倍率を保っています。

 具体的な職種を見ると、やはり理系出身者向けの専門的な職種が多く、文系でも転職できるようなエントリーレベルの仕事は少ないです。(「求人倍率が高い」「競争率が低い」ということは、結局、こういうことなんですよね...)

 次いで、5.42倍の「財務/会計」。求人数が増えているにもかかわらず、求職者が減っているそうです。

 3位が「金融/銀行/証券/保険関連」で4.75倍ですが、これまで高くなかったのが、求職者が減ったために急増したようで、今後も高倍率が続くかどうかはわかりません。

   転職の求人なので、当然といえば当然ですが、全体的に、経験と専門知識が求められる職種の倍率が高いのですよね。

  なお、転職チャンスをお探しの皆さま、7月21日に秋葉原で、Daijob主催「第31回グローバル人材転職フェア」が開催されます。

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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