Global Career Guide
問題解決を問題とも思わず、一人で淡々とこなして、プロジェクトを終了させてしまった横浜リサは、自分を宣伝しなかったという落とし穴にすっぽりずっぽり落ちてしまっていた(2度も)。いったい何をしたらもっと自分の宣伝ができたのであろう?今振り返ってみて、もう一度同じ事が起きたら、どんな事を心がけていたらよいのだろうと考えてみました。
今回起きたことをおさらいしながら、もっと他に何ができたのかを書き足してみました。
● プロジェクトXを任された横浜リサ、一人でプロジェクトを進めていた。
● 採用が遅れていることは認識していた。けれどもプロジェクト完了には影響ないと判断した(落とし穴1!)。
● 日本の公式な報告の場でのプロジェクト報告はしており、採用が遅れていた事実も報告していた。
● Sさんが心配するかもと思い、電話会議やメールなどで、裏で連絡をいれていた。(落とし穴2!)
● Sさんには、コンサルタントで採用してから正社員化するなどの人材採用戦略を説明していた。
● 裏でせっせとSさんを安心してあげていた
ん?何々?Sさんがそんなにタミングよくメールなんぞ打ってくれないって?そういう時はSさんに頼むんでしょうね。「上司が採用が遅れている事を心配しているようだ。私から説明してあるが、Sさんからもメールを打ってもらえると更に安心するかも」な~んて具合にね。
いかがですか?随所、随所でいろんな宣伝ができたかもしれないでしょ?こんなに機会があったのに、なぜか一度もやらなかった私。あ~あ、しくったしくった。でも、学ばせてもらいました。自分が淡々と仕事をこなしてしまっているせいで宣伝が足りていない事実、痛感しました。また、私も一上司としてこれからは淡々と仕事をこなしている部下の女性たちが宣伝不足じゃないかどうかしっかりと見てあげられるようにしたいと思いました。
某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。