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有元美津世のGet Global!

外国語習得で世界に羽ばたく─ 英語である必要はない2017.02.21


私が昔々、短時間正社員として就いていた職。それは英語をはじめとする外国語が必要とされ(単純会話のみですが)、それが入社の条件でもありました。同僚の多くは外国語専攻で、英語以外にもスペイン語やフランス語、中国語などを操れる人が多数いました。

その時、痛感したのが「この先、英語だけではダメだ!」ということ。そこで、大学で第二外国語として学んでいたフランス語の社内サークルに参加したのですが、文字通りの発音ではないフランス語は自分には向かないと判断し(かつフランス人講師のセクハラもあり)、スペイン語サークルに移籍したのが、私のスペイン語の出会いとなりました。

トルコ語専攻で大学在学中からトルコに何度も行く人もいて、若いうちに、いろいろな外国語を操れる人たちに出会ったことは良い刺激になったと思います。慣れ親しんだ居心地のいい環境(comfort zone)を飛び出して刺激的な環境に自分を置くということも大事ですね。

英語である必要はない


同僚には北京語はペラペラだけど英語は苦手という人もいました。私自身、「自分にはフランス語よりスペイン語が向く」と思いましたが、人には向き不向きがあり、語学にも人それぞれ、相性がいいものと、そうでないものがあるのではないでしょうか。

その職場では(非常に基本的な)韓国語や北京語が必要とされ、入社後、語学研修を受けたのですが、私は韓国語のひとつの音がどうしても、うまく発音できませんでした。お手本に講師の方が何度、発音しても、私には、その音が聞き取れないのです。英語のように韓国語が中高で必修だったら、私は語学に対して自信をなくしていたかもしれません。

実は、私は過去1ヵ月、ベトナムに滞在しています。英語を話せる人がほとんどいないところにいるので(ロシア語を話せるベトナム人の方が多い)、少しでもベトナム語を話せないと買物すら大変なのですが、ベトナム語は難しい!

11の母音に声調が6つ。アルファベットは使われているものの、ローマ字・英語読みとは違うものもあり、文字通り読めば何とか通じるというものでもなく… マレー語・インドネシア語なら2か月くらい勉強すれば、ある程度、話せるようになる自信はあるのですが、ベトナム語は無理…

いくら英語を勉強しても上達しないという人は、一度、他の言語を試してみては?

外国語習得で世界は広がる


今回、30年前の話を書くために、元同僚に話を聞いたりして過去をほじくっているうちに気づいたこと。元同僚には、アメリカからアジア、ヨーロッパまで海外在住者の割合が実に多い!私のように留学で海外に渡った人もいますし、結婚して移住した人、昔、海外勤務をして、今は日本に戻っている人もいます。商社や航空会社勤務、首脳会談などの通訳もする外務省職員まで、国際的な仕事に就いている人が多いです。

元々、海外に興味があって外国語を専攻したのでしょうから、当然といえば当然ですが、外国語の習得によって世界が広がることは確かですね。

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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