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有元美津世のGet Global!

人生迷っていい、迷うのがあたり前2013.09.17

    人生迷っていい、迷うのがあたり前

    アメリカの大学院で社会学科を専攻し、1年も経たないうちに「この分野で修士学を取っても食べて行けない」ということに気づきました。(気づくのが遅かったわけですが。)その後、心理学を専攻したりしてフラフラしたのですが、結局は、食べていけるよう、ビジネススクールに落ち着きました。 

     

     前回、述べましたが、私は日本では英語屋であり、アメリカに来た途端、売りになるスキル、専門性がなくなったのです。そこで、何らかの専門知識・スキルを身につける必要性を痛感しました(PCスキルなどの必須オフィススキルではなく。) 

    会社勤めの経験から避けたいと思っていたビジネスの世界だったのですが、自分には合っていたようです。ただし、私は、会社勤めをする気はなく、卒業とともに独立しました。 


    少なくとも、私がビジネススクールを卒業した20年前は、ビジネススクールは、大企業でのキャリアアップに役立つものであり、一般的に起業志望者が目指すところではありませんでした。私のクラスメートの多くはアメリカ人エンジニアで、技術職ではキャリア的にも給与的にも頭打ちなので、経営の方への転換を希望していた人たちで、クラスメートで、卒業後、独立した人はいませんでした。 


    私が独立して思ったのは、自分には、元々、会社勤めは合っていなかったということです。ちょうど20年前ほど、日本でも起業ブームが起き、今でこそ、大学在学中に起業するような話もありますが、当時は、「大学を卒業したら会社に入社するもの」と思い込んでいました。 


    私の場合、10年以上、紆余曲折を経験して、自分の適職を見つけたわけですが、いろいろ経験したからこそ、自分の適職、生きる道を見つけることができ、また今の自分がいると思っています。

    挑戦するなら若いうち

    自らの経験を基に言えることは、まだ人生経験のない18くらいで、自分の人生を決められる人は、少数派だと思います。「何になりたいか」「どんな仕事をしたいか」というのがわからなくて、当然だと思います。だから、20代は、”フラフラ”していてもいいと思います。やりたいことは挑戦してみれば、いいでしょう。20代であれば、たとえ挑戦して失敗したとしても、やり直しはいくらでもききます。年がいくにつれ、足かせが増え、リスクも高くなり、転職などもしにくくなりますから、やるなら若いうちです。 

     

     自分が若い頃は、30代になると「もう30代」と思っていましたが、年をとると、皆さんもわかるように、30代も、まだ若いのです。30代で失敗しても、やり直せます。ただし、30代に、その後のキャリアに役立つ専門知識やスキルを習得し、経験を積んでおかないと、その後の人生は険しいかと思います。 (実際には、経済的に、ある程度、安定した中年以降、まったく新たな世界に挑戦することも可能なのですが、これは、若いうちにちゃんと仕事をしておいて、生活の基板を築いておくというのが前提でしょう。) 


    少々、紆余曲折しても、若いうちに、やりたいことには挑戦しておくことをお勧めします。 私はやりたいことはすべてやってきたので、人生に悔いはないです。


    人生を振り返り、いろいろ回り道をしたけれど、すべて肥やしになり、今の自分がいるのだと思っています。 

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    この記事の筆者

    有元美津世

    大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
    著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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