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有元美津世のGet Global!

給料だけで職選びをするのは間違い!2013.09.03

    今月からコラムを執筆することになった有元です。

    日本で大学を卒業し、日本の外資系で勤務した後、20代半ばでアメリカに渡り、当初の予定とは違い、紆余曲折の後、ビジネススクールに進学。MBA取得後、独立し、16年にわたり、アメリカの市場調査や日米企業間の戦略提携コンサルティングを行いました。
    その間に、日本人やアメリカ人から受け取った履歴書、社員を採用した経験を基に執筆したのが、「英文履歴書の書き方」や「面接の英語」です。 
    1996年に「英文履歴書の書き方」を刊行後、約15年にわたり「面接の英語」「英文履歴書の書き方 ver.2.0」「英文履歴書の書き方 ver.3.0」を執筆しましたが、執筆にあたり、アメリカの就職市場を中心に観察してきました。 
    また、10年にわたる投資家としての経験から(40代で経済的自由を確保)、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供しています。 

     

    本コラムでは、そうした自らの経験、また社会の動向を通じ、グローバルな視点で読者の皆さんのキャリア形成に役立つ話を共有できれば、と思います。 

    まずは、自己紹介を兼ね、私がアメリカに渡ることになった経過や学生時代の経験について書くことにします。

    1) 給料だけで職選びをするのは間違い--目先のメリットに目がくらんではいけない!

    私は、中学時代にテレビで観たハリウッド映画にはまり、それから英語や海外に興味を持つようになりました。それから海外文通を始め、高校入学後は、ネイティブスピーカーの英会話レッスンを受けていました。 
    好きだった英語は得意で、高校のときに英検2級、大学で1級(当時、準1級というのはなく、TOEICもなかった)、大学卒業後は英語の通訳ガイドの免許を取得しました(英語のテストより地理や歴史、政治のテストの方がむずかしかった)。 
    大学の専攻は英文学科でしたが、英米文学には興味がなく(当時、英文学科と英語学科の違いを知らなかった)、英語学を中心に授業を取りました。実は、学校にはあまり行かず、アルバイトに明け暮れていたのですが、国際見本市の通訳をやったりしたのは(今、振り返ると、あれを「通訳」と呼ぶのは非常におこがましい話)、非常にいい経験になりました。 

     

    卒業後は、英語関係の仕事に就きたいと思っていたのですが、実際に、憧れていた通訳・翻訳業をやってみて、自分には向かないと思いました。通訳や翻訳というのは、人の言ったことや意見を相手に伝える仕事であり、自分の意見は伝えられず、黒子に徹しないといけないというのは、自分の性格に合わないことを痛感しました。 

    そこで、外資系にいくつか応募し、スウェーデン系、ドイツ系、アメリカ系企業から採用通知をもらったのですが、私は、給料が一番よかったアメリカの大企業を選びました。  


    その後、キャリアを積んで悟ったのは、給料を基に仕事を選んだのは間違いだったということです!もしやり直せるとしたら、ドイツ系企業を選んでいます。というのは、他の2社の職種が社長秘書などの補助職だったのに比べ、ドイツ系企業では輸入関連の仕事で、その分野でキャリアを築けたからです。私は、渡米後、輸出入関連の仕事もしたので、その時の経験が役に立ったことでしょう。 

     

    次回へつづく・・・

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    この記事の筆者

    有元美津世

    大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
    著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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