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Every Piece Comes With A Story
EVERY PIECE COMES WITH A STORY
(すべての商品にはストーリーがある。)
このスローガンには2つの意味があります。商品一つ一つにストーリーがあること、また、商品を使い始めた個人によって自分だけのストーリーが作られることです。
商品はすべて機械と手作業〈クラフトマンシップ〉の融合で生産されています。
メンテナンスをされながら大切に使われる、そして世代を超えて家具を受け継ぐこと、それがデンマークの文化でもあります。
少しでも多くの人に知ってもらいたい→体験してもらいたい→使ってもらうことで心地よくて幸せな気分になる、を伝えたくてイベント企画・または日々の情報発信をしています。
新しいデザインのものも興味深いですが、古い時代にデザインされてから今、なお人々に愛され続けているには意味があります。シンプルでかつ機能的、また心地よいものにいつの時代も人々は魅了され続けるのです。
カール・ハンセン&サンと言えばハンス J. ウェグナーの家具。そして代表作のCH24 Yチェア。
1950年に製造を開始してから、途切れることなく製造し続けている歴史的な1脚です。
世界でこれまでに70万脚以上も売り上げているこの椅子は、今ではダイニングチェアの代名詞とでも言うべき存在となりました。
Y字型に切り抜かれて作られた背板のカタチからYチェアと名づけられました。アームと背もたれを兼ねたゆったりとした曲線の部材は、職人たちによって一本一本スチームで丁寧に曲木加工が施されています。固すぎず、柔らかすぎない微妙な座り心地の座面は、ペーパーコード〈紙紐〉120メートルが熟練の職人によって編まれています。耐久性は非常に高いものになりますが、通常10年程度で張替えて使うことになります。
張り替えて生まれ変わった椅子と過ごす次の10年間は、どんな日々になるのだろう?
カール・ハンセン&サン社は、デンマークに1908年に創業して以来、質の高い職人仕事〈クラフトマンシップ〉で家具を作り続けています。他メーカーの工場がデンマーク外へと移転する中、現在もMade in Denmarkを守り続け、国内での工場拡大に取り組んでいます。。ここ数年は、デンマークで世代交代のために経営が困難になってきているメーカーを買収し、デンマークのデザイン財産を継続させるべき活動にも従事しています。