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注目ポイント

「フィルトレーション・テクノロジー」で世界を席巻したドナルドソンがアジアの戦略拠点である日本の体勢を強化する。

教育・研修「エアフィルター」の分野で圧倒的なアドバンテージを持つ世界企業。

東京立川にあるオフィス

 「エンジン用」「産業機械用」「コンプレッサー・圧縮空気用」「ハードディスク、マイクロエレクトロニクス用」「ガスタービン用」「燃料電池用」の各種フィルターおよび微多孔質フィルム「テトラテックス/PTFEメンブレン」の生産で世界市場に確固たる地位を築いてきたドナルドソン。アメリカ人、フランク・ドナルドソンが同社を創業したのは1915年のこと。この会社の設立から「エアフィルター市場」が生まれたのである。  日本法人の設立は64年に遡る。62年に新三菱重工業とキャタピラー社の合弁企業であるキャタピラー三菱が誕生。このときキャタピラー社は信頼できる部品メーカーとしてドナルドソンを指名し合弁会社の設立を希望した。こうした流れの中で国内最大の濾過器メーカーだった日本濾過器と合弁契約を締結し、日本ドナルドソン誕生に至ったのだ。以来、国内の大型自動車・重機メーカーと長年に渡って取引を続けてきた実績を持っている。  このような経緯を見てもわかるとおり、積極的なグローバル展開は同社最大の強みだろう。いち早く世界市場への展開に踏み切ってきたドナルドソンは、現在、世界各国各地域に34の生産拠点、58の事業拠点、11の販売拠点を構え、あらゆる地域の顧客に対して迅速な製品供給を実現している。

待遇・環境企業成長を支えるエンジン・産業機械用フィルターの圧倒的なシェアと新技術の開発力。

        Donaldson製のエアーフィルター

 早くから築き上げてきた世界標準ネットワークを原動力とした顧客企業に対する迅速なソリューション提供も同社のアドバンテージだが、それを支えるのはいうまでもなくドナルドソンの技術力である。  ディーゼルエンジン用のフィルターでは90%近いシェアを持つドナルドソンは、1世紀に渡りフィルター分野のトップランナーとして君臨し続けているが、現状に満足することなく新しい技術の獲得に努めてきた。現在、世界各地の拠点で400名以上のエンジニアを擁し、新商品の開発だけに留まらず顧客企業への技術サポート、コストおよびスピード対応で企業としての優位性を保っているのだ。  近年ではハードディスクをはじめとするデジタルテクノロジー分野への進出も果たし販路を拡大。また、フィルター素材の研究で蓄積された技術は、さまざまな用途に使用できる「テトラテックス/PTFEメンブレン」を生んだ。柔軟性の高い加工技術を持つテトラテックスはファッションや寝具などの分野でも活用されている。  さらに同社の技術は実現間近の次世代エネルギーである「燃料電池」の実用化にも及んでいる。一層の事業拡大が約束されているといっても決して過言ではないだろう。

「レベルの高い仕事」を求める人材にこそチャレンジしてもらいたい。

 今回募集があるのは、メンブレングループ、IFS、エンジン各分野の営業およびコンプレッサーの営業サポート、集塵機のマーケティングマネージャー、LCMアシスタントマネージャー、クレジット部門のアカウンタント、ガスタービン部門のセールスエンジニアおよびプロジェクトエンジニアである。さまざまな分野に体勢の強化が及んでいることからも同社の成長の度合いがうかがえるだろう。募集の内容については詳細を見ていただくことになるが、それぞれ求められる経験の内容やスキルが具体的に明記している。いうまでもなくこれは「即戦力」の採用である。  全体的な特徴としては海外拠点とのコミュニケーションを必要とする職種が多いことが挙げられる。前職での豊富な経験、専門的なスキルはいうまでもないが、高いコミュニケーション能力や幅広い知見が評価の対象になるようだ。とりわけ語学力に関する要求レベルは高いが、これもまたグローバル市場を舞台としたハイレベルな仕事を予感させる部分である。

トップメッセージ100年経っても成長し続ける企業。ドナルドソンの価値は今後一層高まる。

 グローバル企業とドナルドソン、日本法人の日本ドナルドソン。いずれも一般にそれほど知られる存在とはいえないかもしれない。しかし、同社が提供する技術を必要とする企業は実に多く、今後もますますその価値が高まることは間違いない。  もちろん同社がディーゼルエンジンをはじめとする自動車・重機用のフィルター専門の企業であれば市場の拡大にも限界があるだろう。ところが同社はその分野で圧倒的な実力をキープし続けているだけでなく、次々に新たなテクノロジーを生み出すことによって今現在も多彩な領域から新しい顧客を獲得しているのだ。同社の「フィルトレーション・テクノロジー」はもはやエンジンや産業機械だけのものではない。先端産業や医療分野、さらには「燃料電池」への技術的支援による環境への貢献まで全方位の発展を遂げているのである。  創業時に同社は業界のパイオニアと呼ばれたが、それから1世紀が経った今も開拓者としての発展を続けているところは賞賛に値するだろう。成長の底が見えないところこそ同社最大の持ち味なのだ。

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