5年後、10年後の自分って見えていますか？
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今、すごく仕事が忙しくて先が見えない．．．20代後半でバリバリ働く女性の素直な心境だと思います。私の場合、見えないというよりは、真っ暗に思えていたような気もします。5年後、10年後どうなっていたいのか具体的に思い描くことができていない方も少なくはないはずです。私も、将来について具体的なイメージを待ち始めたのは30代になり、結婚やキャリアアップという言葉を意識し始めたころからでした。今回は、その時私が実践した、パーソナルな将来像と、働くビジネスパーソンとしての将来像のつかみ方をご紹介します。

まず、パーソナルな自分像の描き方について紹介します。会社内で、この人のようになりたいという先輩がいますか。少なくとも1人くらいはいるはずというか、いてほしいです。しかし、身近な人のプライベートでこの人のようになりたいと思う方っていますか。私は残念ながらあまりいませんでした。自身の母親に関しては、すごく素敵な女性ですが、身を置いている環境があまりに違うため、私が思い描くそれとはズレていました。そんな中、衝撃的な出会いをします、と書くと少し大げさかもしれませんが知人に誘われてあるガイダンスに参加しました。

ガイダンスに登壇していた50代の女性の方に、お恥ずかしながら心酔してしましました。ルックス、価値観、世界観など発する言葉全てが心地よく感じこの人のような女性になりたいと思いました。そこから、その方のエッセイを買占め読み漁りました。ここからが私なりの方法だと思うのですが、その人のライフスタイルをマネするというのは少し違います。私は、その中に書かれていて私が言語化出来ていないものをまとめていきます。いい意味で、私が言語化出来ていないものに関して拝借していく感じです。この方法で、様々な人のエッセイから拝借していき、言語化リストを作り、5年後、10年後の自分として心地いいものを並べていきました。この方法で、パーソナルな将来像を32歳で固め今のパーソナルな花野桜像を作っていきました。

さて、パーソナルな将来像の一部に含まれると言えばそうなのかもしれませんが、私はビジネスに関しては別の像として持っています。ビジネスに関しての5年後、10年後の将来像はパーソナルなものよりも効率的に情報を収集することができます。私は、求人情報から情報を収集するようにしていました。その当時は、まだ紙媒体が中心でしたが現在ではWEB上で確認することができるようになりより多くの情報を手元に仕入れることができるでしょう。

転職の情報収集の為に求人情報をチェックするのが通常の使い方だとは思いますが、私は、今の情報ではなく将来の情報を収集します。5年後、10年後に応募したいと思う求人を探しだし、スキル含めた要素をすべて書き出します。そして、現在持ち合わせているスキル以外のものをチェックし習得に向けたスケジュールを立てていきます。特に外資系の場合は、スキル面や経験面に関するところが多く評価されるので、実績として作っておかなければいけないことも多くあります。私は、外資系の企業を渡り歩いてきたので、求人票のスキルの掲載欄だけでなく、経験のところも深く読むようにしました。当然、ビジネスパーソンとしての内面も磨いていく必要はあるのですが、独立やフリーの立場にならない限りは、ビジネスパーソンとして企業で働くことになります。私は、求人という形のあるものからビジネスパーソンとしての将来像を作っていきました。

私は、日々淡々と過ごしていくよりも、少しでも目標や将来を見据えて過ごしていくことで人生が輝いていくと思います。大きくはパーソナルな人生として、そして多くの時間を過ごすビジネスパーソンとしてのあなたがより多くの輝きを放てるといいですね。