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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

外資系で母は活躍できる?できない?(4) 2015.09.08

 

上司が柔軟に対応してくれることで、職場復帰がしやすい様子をリアクション薄い上司改め、頼りがいある上司とのやりとりを書いてみたのが、先週。そんな上司のおかげで無事職場復帰した横浜リサ。復帰できたらすべてOK!って言えたらいいんですけど、子育て経験者はよ~くご存じのとおり、復帰してからのほうが実はもっと大変!子供の病気、学校行事、受験など、そりゃやらなくてはいけないことは巨万とある!

 

働く母よ、どう対応していく?まさに実力社会なんだから、ここからが勝負でしょう?結果出ださなくては蹴落とされちゃうでしょう?復帰することも大仕事ですが、復帰してからもかなり大変です!

 

私が外資で働いてきて、やっぱりすごいなぁって思うのは、外資は家からでも仕事ができるようにリモート設定してくれるところだと思っています。聞くところによると日系金融などは家からリモートで仕事をすることを嫌う傾向にあるそうです。(だからみんな会社で残業してしまう。)でも外資はまったくそんなことはなく、むしろリモートで働くことに積極的。セキュリティーをしっかり、がっしり固めてくれるので、安心して家から仕事できるようにしてくれます。

 

わかります?会社にいるのと家にいるとまったく同じ環境で働けちゃうんですよ?強いて言えば、家のパソコンのキャパが小さくて、会社で働くよりも動きがちょっと遅かったりするだけで、出来ることは会社にいるのと全く一緒。家から会社のパソコンにログインしてメールを出したり、ファイルを更新・保存したりできちゃうんです。金融で働く人ならわかるかもしれないけど、SWIFTメッセージがうてたりするんです。ね?すごいでしょう?

 

こうなってしまえば働く母は強いもの!

 

子供が病気?

はいはい、OK。保育園から引き取って、病院に連れて行って、その後家で仕事やってしまいます。

 

学校の行事?

はいはい、OK。学校に行って行事に参加してから家に戻って仕事をこなします。

などなど

 

会社にいなくても仕事をこなせるので、家から仕事をして結果につなげていきます。もちろんすべての職種が家から仕事すればよいわけではないので、100%リモートが解決策だとは言いませんが、家から仕事ができるということは、かなりの部分で助かっているのは確かです。

 

ならば営業職の女性は子供が持てない?そんなことないですよ。私の周りには営業職でも子供を産んで立派に両立させている働くお母さんたちがいます。例えば、あるアメリカ人女性はなんと4人の母!アメリカにいる顧客に日本のマーケットの営業をしていたので、お客さんはすべて海外。営業はすべて電話で行う仕事をしていました。

 

朝早く会社にきて、電話で海外にいる顧客に営業かけまくり、マーケットが終わる3時過ぎには仕事終了。4時ごろには帰宅していました。お客さんがすべて海外ってこともあり、特に接待もなく、彼女は見事に営業の仕事を母親業と両立していました。

 

もう一人の営業の女性も彼女なりの工夫をしていました。営業につきものの接待。彼女は小さな子供を抱えているので、接待となると正直きつい。彼女はそういった接待をしなくてもいいような、彼女なりの営業手法を考え、実行し、そして結果を出していました。

 

外資系というのは結果がすべてです。だから接待しなくても営業成績が出せているのであれば、誰も何も言いません。自分で工夫をし、実行できるかで仕事はなんとでも出来るのです。

 

ってなわけで、いろんな融通も利かせてくれ、仕事がしやすいような環境を整えてくれる外資は働く母の強い味方です。キャリアを築き続けるといった意味ではとてもよい環境だと思います。

 

どうです?私が外資系で母が活躍できる!(控えめなどや顔)を言い切ったのがわかっていただけたでしょうか?女性よ、仕事も子供も諦めることはありません。自分がやりたい事を諦める必要はありません。周りに両立させている働く女性(母)は沢山います。そういった人たちがどうやって両立させているのかよ~く観察して、あなたもぜひ試して見てください。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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