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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

外資系で母は活躍できる?できない?(3) 2015.09.01

 

またまた読者の方からコメントをいただいたいので、最高にルンルンの横浜リサです。

「外資系で母は活躍できる?できない?」のコラムの途中ではありますが、感謝の意を表させてください。

 

15年日本企業の海外畑で働いてから外資系に転職されたらしいのですが、コラムを読んで、「人生あきらめずにバリバリ遠慮せずに行こう」と感じられたそうです。ぜひ!バリバリ、遠慮せず行っちゃってください。

自分が書いているコラムがこうやって一人でも元気づけられたとわかって、私もめちゃくちゃ元気づけられました。横浜リサも、ますますバリバリ、ブイブイ遠慮せず、行っちゃうおうかと思っています(笑)

 

さて、コラムに戻りましょう。

働く母親だったら多分みんな知っていると思うけど、日本の保育園って4月始まりでしょう?だからどんなに復帰したくても、4月までは職場復帰するのは難しいんですよね。私の場合、後8週の産休期間ではちと足らなかった。細かく言うと、4月1日までに2週間ほど足らなかったんです。

 

法律どおりいくのであれば、3月半ばに復帰しなくてはいけなかった私。

 

どうする??

 

おばあちゃんの手を借りて復帰しちゃう?

お金に物いわせてお手伝いさん雇って復帰しちゃう?

 

などなど考えてみたものの、何となくどれもしっくりいかない。

 

とりあえず、上司に相談してみようと思い、私の妊娠にリアクション薄かった上司(どんだけリアクション薄かったかは、こちらをご覧ください)に相談してみることに。

 

そうしたらなんと、

「足らない2週間分を有給扱いにしましょう」

との提案をしてくれました。

 

リアクション薄い上司やるじゃん!

すごいじゃん!

 

なんか出来る上司に見えてきた!(って前から出来る方でした)

 

ってなことで、リアクション薄い上司のおかげで、私はめでたく保育園が始まる4月1日に復帰できたわけです。

 

復帰できることがわかり、喜ぶのもつかの間、すぐに育児の難関登場!

 

これまた働く母はみんな知っていると思うけど、慣らし保育の難関・・・・

保育園始まって最初の1週間は子供を新しい環境に慣らすために、初日2時間、2日目4時間、3日目6時間って感じで少しづつ保育時間を伸ばして行くんです。

 

ってことは仕事だって今日は2時間、次の日は4時間、その次の日は6時間ってしか働けないわけですよぉ。

 

これまた困った!そんなこと聞いてないよ!慣らし保育なんて!

 

私は4月1日に復帰するって約束しちゃったのにぃ~~!!

 

4月1日は2時間出社。4月2日は4時間出社、4月3日は6時間出社なんて、そんな中途半端な出社の仕方なんてナシでしょう???

 

そしてまたここで、図々しい横浜リサは、リアクション薄い上司に相談してみました。

 

そうしたらリアクション薄い上司、これまたすごい!

なんと、時短で働くことを黙って目をつむってくれました。

 

リアクション薄い上司返上、頼りがいのある上司に改名!

 

ここまできたら、上司に相談すればなんとかなる!という確信犯になってきた私・・・・

 

子育てと仕事の両立とやらは、とにかくクリアしなくてはいけない難関だらけ!まだまだ、法律的にもいろんな意味で働く母をサポートしていない時代でしたから、なおさらです。

 

次なる相談ごとは・・・ミルクタイム!

 

あの頃の法律では育児休暇はなかったけれど、子供が1歳になるまではミルクタイムという時間があったんです。授乳するために、午前中30分と午後30分休憩してよいというものです。

 

これって、保育園と会社が近い人にとっては有効だけど、保育園と会社が遠い人にはあまり意味なくない??どうやってミルクあげろというの??保育園に行って帰ってくるだけで30分以上かかっちゃうっすよぉ。。。。

 

ってなことで、考えた私は、30分の2枠をギュッとまとめて一日の最後にくっつけて定時より1時間早く帰宅する!!!

 

例のごとく、またまたリアクション薄い上司改め、出来る上司に相談したら、これも一発OK。ここまで来ると、もう上司も何でも来い!って思っていたのかもね・・・結果、毎日定時より1時間早く退社させてもらいました。(ありがとう!)

 

ってな具合に、自分が復帰して仕事がちゃんとできるように「こんな問題があるから、こうしてほしい」と相談するごとに、上司が柔軟に対応してくれました。こういった柔軟な対応があったからこそ、私の復帰が実現できたと感謝しています。そしてまさに外資系だからこそ、こういった柔軟な対応をしてくれるのだと思っています。

 

上司が柔軟に対応してくれるだけではないですよ。次週は上司だけじゃない。会社のサポートもかなりあるのよってところをご披露させていただきます。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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