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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

あなたは早く産む?遅く産む?(2)2015.05.12

 

比較的無計画に人生を歩んでいる私の出産・子育ての経験を振り返りながら、読者の方のライフプランに役立てていただければと書き始めたコラムです。早く産んだ私ですが、それはそれでよかったと思っています。どうしてそう思うかというと、こんな理由からです↓。

 

利点1:子育ては体力勝負!

出産も大変ですが、それよりも大変なのが子育て。だって一度産んでしまったら24時間365日母親であり続けなくちゃならない!つまり、産んだ後、何年も、母親業と仕事を両立させる日々が続くわけです。

 

その間、いかに気力・体力を保って子育てと仕事を両立させていくか!私の場合は若さでカバーした!としか言いようがありません。

 

子供が小さいころは、何かと病気がち、ちょっとした風邪や、中耳炎、風疹などしょっちゅう。平日は仕事で土曜日は病院というのが私のスケジュールでした。日曜日は子供たちと過ごせる大切な時間なので、公園や今は無くなってしまった子供の城に遊びに行ったりしました。休む時間なんて全く無し!これも若いから出来たこと。

 

大きなバッグひっさげて子供二人かかえて、雨の中、保育園に送り迎えすることも、若さでカバー。小学校入学で運動会のお弁当作りや参観日参加するために積みあがった仕事などもガッツでこなし。勉強や受験のサポートなども、睡眠時間を減らして、やりくりしました。これもすべて若くて元気があったから出来たことだと痛感しています。

 

その頃の主人はというと、まだまだ仕事に集中したい時期でもあり、協力してくれる人ではなかったため(この辺も出産する前によ~く話合うことをお勧めします!)、子供の世話や家のことはほとんど私一人でやらなくてはいけませんでした。

 

とにかく若かったから、元気だったから、パワーがあったからなんとかなった!早く産んでよかった!

 

更に加えるとすれば、管理職だったからできたと言っても過言ではないかも。仕事の自由度が高く、会社にいなければいけない拘束時間が比較的短くなっていたため、管理職になってからの子育てだからこそ、両立を乗り越えられたと今でも思っています。(この辺の状況は「女性管理職伝説―管理職と家庭は両立できない」)をご覧ください)。

 

管理職になる前に子育てと仕事を両立させようとした場合、仕事に穴をあけたり、周りにしわ寄せがいくなどして迷惑をかけることが起きえたので、そのような心配をしなくてよかっただけでも、早く産んで正解だったと私は感じています。

 

ちょっと話はそれますが、前もっていつ産むかを計画するのであれば、何月に産む?のタイミングも計画に入れておくのがいいですよ。大抵の保育園は4月始まりです。4月に子供が何ヶ月になっているかでその保育園に入る資格があるかどうかが決まってきます。

 

例えば近くの保育園が6ヶ月以上の子供しか預からない場所だったとしましょう。ということは、4月には生まれて半年以上たっていなくてはならないので、遅くても9月中には出産していないとそこの保育園には入れなくなる計算になります。

 

この計算をしないで、出産をしてしまったお母さんたちはかなり出産後の復帰で苦労している人たちが多いようです。

 

さて、ちょっと長くなってしまったので、利点の残りは次回に繰り越しです。早く産んでよかったと思う事がいくつかあるので、そのあたりを次回お話させてもらいますね。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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