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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

特区 家事支援 - あなたもスポンサーになれるんです!2014.08.05

    特区 家事支援 - あなたもスポンサーになれるんです!

    最近のニュースで「外国人労働者の受け入れを拡大する!」というのを目にしませんか?

    農林水産業や製造業とかに外国人材を活用としているってことで、まさか自分に関係しているなんて思っていないですよねぇ。知ってました?実は働く女性にしてみたら、一部ものすご~く関係してくることなんですよぉ!

    じゃ~ん!! 外国人を家事支援で活用!!

    香港やシンガポールなどに住んだことがある人は“アマさん ”といったらピンっとくることでしょう!住んだことない人でも、もしかしてナニーを担ってくれるメリー・ポピンズみたいな人といえばもしかしてピンっとくる?? そう、つまり家事やナニーを一手に引き受けてくれる人材をフィリピンやインドネシアなどの外国人で賄おうっていうことなんです。

    ね?だいぶ自分に関係していることだってわかってきてくれましたぁ~ん??

    え?まだまだわからないって?いったい外国人を雇うといったい彼女たちは何してくれるの??それがわからないといまいちピンとこないですよぉ。

    そうですか!それでは、香港で実際フィリピン人のお手伝いさんを雇っていた私がお答えしましょう!

    私のお手伝いさん(オーロラさん)は住み込み形式でした。働いてくれるのは月曜日から土曜日までの6日間。日曜日のみがオーロラさんの唯一のお休み。平日は朝ごはんを作るところから、夜ごはんを片づけるまでなので、1日だいたい12時間から14時間ぐらい働いてくれました。日中は食事の世話の他に、お掃除、洗濯、アイロンがけ、買い物など家事はすべてこなしてくれましたよぉ。私が疲れている時なんかマッサージまでしてくれました?!??!ねぇ驚きでしょう?

    想像してみてください。仕事が終わって家に帰ったら、家の中はきれいに片付いており、子供たちはすでに夕食をすませてあり、そして自分の夕飯がテーブルにセッティングしてある。。。。。ん~ 素敵!働く女性には夢のような生活じゃありません???

    この他に必要であれば、子供の世話、学校・塾・習い事などの送り迎え、介護、洗車、犬の散歩などなど、その家庭で必要なことを頼んだらだいたいなんでもやってくれます。中には料理が抜群に上手な人や、マッサージの資格を持っていて毎日マッサージしてくれるお手伝いさんがいたりもするんですよ ?!はっきり言って天国です・・・・!!

    こういう人がいてくれたらもっと楽に生きることができると思いませんか??
    それでは、いったいなんで今までそうじゃなかったの??
    それは、今までは外国人である一定の条件をクリアした人しか外国人を呼び寄せるスポンサーになれなかったからです。しか~し!これからは違います!試験的に日本人で一定の条件をクリアすれば(1世帯の年収など)、スポンサーになれるようになるんです!それが今回政府がやろうとしている試みの一つなんです!

    でもちょっと待って、スポンサーになってお手伝いさんを雇えるようになったからって、いい事づくしではないよね?

    はい、天国かもしれないけど、それなりに苦労もありますよ。例えば・・・・

    月給っていくらぐらい?
    香港では住み込みでだいたい月4万円ぐらいでした。アマさん が住む部屋を用意してあげたり食費を負担してあげたりする必要がありました。

    本当に仕事できるの?
    人によってはまったくできない人もいるようです。掃除が苦手、料理が苦手なんてこともありえます。我が家にいたオーロラさん、掃除は大得意!料理もできたのですが、和食は最後までわかってもらえなかったぁ。材料は確かに肉じゃがなのに、できあがりが肉じゃがではなかったとか。。。(笑)。

    他人を家の中にいれて安全?
    確かに盗みを働くアマさん などもいるようです。他人に私生活を見られるのがいやという抵抗感を感じる雇い側の事情もあるようです。我が家では盗みというよりは、食器とか壊されました。本人は隠そうとするので、引っ越しする時など後からあれ?お皿足らなくない?ってことがしばしば・・・・

    お手伝いさんを雇うということにマイナス点もあるとわかっていても、でもやっぱり、私が子育てと仕事を両立している時にどれだけこういったサポートを悲願していたことか!20年の月日がたち、私の子育て期間は終わってしまったけど、今後は介護でニーズがでてくるかもしれない!いえいえ、介護なんて待っていないで、今すぐにでも家事を頼みたい!

    “Abenomics, Womenomics or Nanninomics!“
    アベノミクス、ウーマノミクス、ナニノミクス!

    ナニーさん、アマさん 万歳!

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    この記事の筆者

    横浜 リサ

    某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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