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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

2020年30% - 女性が輝く日本2014.07.22

    安部内閣の成長戦略の中の一つにこんな↓目標がある事を知っていますか?

    「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上とする」

    ムムム!これは聞き捨てならないことではないですか!

    どいうこと?どいうこと?早速ちとググッてみました (2020年30%で検索)。

    内閣府男女共同参画局のホームページにパンフレットを見つけました (http://www.gender.go.jp/kaigi/renkei/2020_30/index.html)。

    指導的地位ってどういうことか?って、こういうこと↓らしいですよ。
    「①議会議員、②法人・団体等における課長相当職以上の者、③専門的・技術的な職業のうちとくに専門性の高い職業に従事する者とする」

    実際のところどうなのよ?


    残念ながら目標値には程遠い・・・・ハァ~~~。薬剤師が驚異的な67%を叩き出している他は散々たる現実・・・・ハァ~~~・・・・・

    ではでは、外資系民間企業である、私の会社ではどうなの??
    周りを見てみると・・・・課長相当以上の者(つまり部下を持って指導する立場の女性といったら)。。。。。おっと!すごい!五万といるではないですかぁ!さすが外資系!

    能力ある人間には性別の隔たりなくチャンスがある!!

    じゃぁ問題はない???

    いえいえ、そんなことはありません。更に詳しく見ていくと、課長レベル相当では女性が多くいるのは確か。でも上に上がっていくとあれよあれよという間に少なくなっているではありませんか!部長の数。。。本部張の数。。。執行役員の数。。。取締の数。。。。あ~れ~、先細り。。。。

    2001年~2004年のフォーチュン500掲載企業について役員会における女性比率を比較したデータによると・・・・なんと日本は1.23%でどこよりも低い!そう、!栄えある最後!びりっけつ!←これって私のいる会社と同じぐらいの水準です。

    日本女性はもっと輝く必要ありあり!

    先日ウィメン・イン・ビジネス・サミットで安部総理のアドリブ・スピーチを聞いて、「やるじゃん!」って内面ちと思ったのですが、↑のような状況下、本当に2020年までに指導的地位に女性30%って達成可能ですかぁ?総理??

    女性が輝く日本になるために、安部首相自ら、「経済3団体に「全上場企業において、積極的に役員・管理職に女性を登用していただきたい。まずは、役員に、一人は女性を登用していただきたい。」と要請したらしいです。

    フムフム。実際に役員に女性が登用されたら、かなりの前進ですよねぇ。うちの会社でも女性役員が増えたらもっともっと変わっていくと思います。

    安部内閣は、「家事や育児に専念するために自発的にやめたという人が一番多い」と理解しており、働き盛りの30代、40代が辞めてしまういわゆる「M字カーブ」を消滅するために、子育てサポートプランに力をいれているようです。

    「待機児童解消加速化プラン」
    「3年間抱っこし放題での職場復帰支援」
    「子育て後の再就職・起業支援」

    フムフム。まぁいいんじゃない。M字カーブは大きな問題として実際に存在するし、それが解消してくれるのであれば、パイプラインつまり将来指導的地位につける女性の数が増えてくるわけですからねぇ。

    とにもかくにも政府もいろんな形で女性を応援しよう!と言ってくれているわけなので、我々女性も頑張ってみるのもいいかもしれないですね。

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    この記事の筆者

    横浜 リサ

    某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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