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ななよづきのキャリア相談室

内資から外資への転職が成功するポイント2017.05.09


例外的な方はいらっしゃいますが、外資企業に転職されて成功される方によくある強み(ポイント)があります。その中でも特に一般的な日本企業(内資)から外資への転職に成功する方のポイントを3つ挙げてみたいと思います。これらのポイントは日本企業でも有利に働くこともありますが、外資系のおいてはさらに成功しやすくなるということをチョイスしてみました。

ランゲージバリア(数字も語学)


外資だからといって必ず語学が必要ということではありませんが、必要な場合の方が多いし、少なくともプラスにはなります。ここでいう語学力とはビジネスを日本語以外の言語で業務を行うことができるという意味ではもちろんですが、合わせてコミュニケーション能力の高さそのものが必要という意味です。外国語がとにかく嫌でどうしても避けたいというのはかなりきびしいのではないかと思います。それでも大丈夫な外資もあるのだと思いますがわたしの周りではちょっと聞いたことがありません。

 

いずれにしても会話力と語学力があった方が圧倒的に有利であることはだれもが納得されると思います。そうでなければ口下手な部分を違う方法で埋めることで意思の疎通を図るという能力が必要ということになります。それは文書力やプレゼンテーションです。特に外資系の場合は数字がとても説得力を持つ場合が多いので数字に強い方はかなりビッグプラスで、やはり外資への転職に成功している方が多いです。わかりやすく数字で語れる人は外資系企業ではかなりの確率で成功すると思います。

自己実現力


自己実現力をタイムマネジメント力、成長実現力に分けてご紹介します。

・タイムマネジメント力

自分に対してはもちろん、相手に対しても必要です。いつまでに?なにを?外資系企業の会議が『何となく終わる』ことはかなりまれだと思います。具体的な決定が期限も含めて決められることが多いです。続きはまた…ということはほとんどありません。また時間も長々とかかるケースは経験がありません。会議の目的から結論までおどろくほどスピーディーです。英語は特にそうかもしれませんが、言語としてロジック重視の構造をしているように感じます。結論への流れがとてもスムーズ。話の展開そのものものをマネジメントする力がある方には存在感を感じます。このようにタイムマネジメントができる方は業務を円滑に行うことができて結果として成功している方が多いです。

成長実現力


自分自身の成長に自分で責任を感じている、というよりも生活の中で自然に身についている方がとても多いのです。普段からステップアップを考えて何を学ぶか、どんな知識を広げるか、あるいは掘り下げるかなど向上意欲にあふれています。その結果として、自分自身の条件交渉もきちんと行い、他にもっと評価をしてくれるところがあれば(本人としてはそれこそが正当だと思うのが通常です)転職することになります。主語を「自分」で考えられる方はやはりかなり高い確率で成功されています。転職自体においてもかなり前向きな理由で、前向きな姿勢で入社する方が多く、そういう方は出世やさらなる転職で成功されています。

本当の力


最後にこれが一番重要です。それは本当に力があるかどうかということです。私の理解では、「仕事の成果に対する全人格的態度」とあえて定義したいと思います。それは結局、成果で語ることができるのかどうかということに尽きるのではないかということです。転職する前からその会社のことを知るのは以前と比べるとずっと簡単になりました。とはいえ、やっぱり入ってみてから気が付くこともたくさんあります。未知数の中でも結果を出せる人は強いです。ある程度正しく評価してくれる会社であれば自分の持っている強みを生かして結果につなげることができれば成功する確実は上がります。これまで自分の見てきた方々を見た中ではそのように感じました。たまたま出世して成功されたというよりも、成功すべくして成功された方が外資系企業にはとても多くいらっしゃると思います。ポジションについているからにはそれ相応のスキルをお持ちであり、実力とポジションが日本の企業の役職者よりも正確に反映されていると感じます。

 

またコネクションも重要であると言えます。職種が絞られれば当然ポジションも圧倒的に限定されます。そもそも外資系企業そのものが日本の会社と比べると少ないのです。特定の分野の外資の人脈はすごく狭い世界だったりします。そういう場合にいち早く求人の情報を得られる人脈があるのかどうかも含めて総合力が成功するポイントとして重要ということになります。

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この記事の筆者

ななよづき

現在40代ど真ん中の1児のママワーカー。
外資系の企業を渡り歩き続け、ママ業本気、ビジネス超本気の人生を過ごす。企業人事の枠を超え現在は人事コンサルタントとして独立。常成長し続ける組織を作るために、中小企業から大手企業まで幅広く支援を行い、近年はダイバーシティー推進にも注力。『働く』に男性も女性もパパもママも関係ないを信条に日々活動。

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