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外資系転職への第一歩!履歴書の基本と、やってはいけないNG集2014.03.27

履歴書「レジュメ」は転職への第一関門

転職活動を始めて、まず用意しなければいけないのが履歴書。履歴書はほとんどの企業で提出を求められ、面接前の書類選考に用いられるため、転職への第一関門といえます。

 

外資系企業では、履歴書は「レジュメ」と呼ばれており、日本の一般的なフォーマットに則った履歴書とは異なり、フォーマットは特になく自由に自己アピールをすることができます。採用担当者が日本人のときには和文の履歴書で良い場合もありますが、やはり英文のレジュメを求める企業も多いようです。 どんなに素晴らしいスキルを持っていても書類選考を通過しないと先には進めません。

 

レジュメの要点をしっかりと掴んで書類審査をクリアし、面接で更なる自己アピールへと進みたいものです。今回は、やってしまいがちなNG事例などを取り上げながら、外資系企業へのレジュメのポイントについて見ていきます。

英文レジュメ作成の、基本の「き」

まずは、最初に確認したい英文レジュメの基本事項です。

 

・原則的に手書きではなく、PCを用いて作成
・A4用紙1枚、職歴などが多い場合には2枚程度
・顔写真を付けない、性別・年齢・国籍・宗教も特に記載の必要なし
・基本的な項目としては、
HEADER(名前・連絡先)
OBJECTIVE(希望職種・ポジション)
EXPERIENCE(職歴)
SKILLS(スキル・資格)
EDUCATION(学歴)
ADDITIONAL INFORMATION(特記事項)
の順に、簡潔すぎず、ごちゃごちゃしすぎず、各項目端的に箇条書きで記述。
・インターネットや書籍などからのアピール文の丸写し、あるいは他企業へ提出したレジュメの流用はNG
・職歴にこれまで携わった仕事のコンフィデンシャルなことを書かない

 

これらのことは、英文レジュメ作成においてかなり基礎的なことですが、基礎的な事項についても日本のスタイルと異なる点がいくつもあるので注意しましょう。特に、日本では顔写真を付けるのが一般的ですが、外資系企業の場合外見が審査の対象になることを避けるため、写真を添付することはビジネスモラルに反するとも取られてしまいます。また、内容は端的に箇条書きでまとめますが、これまでの業務内容などがあまりにも簡潔なのも逆効果。即戦力を求める外資系企業では、これまでの仕事内容は過不足なく記載することが重要です。

 

決まったレイアウトなどは特にありませんが、インターネットで検索すると英文レジュメの参考例はいくつか出てきますのでチェックしてみてください。

 

まずはレジュメの基本を理解し、自分のアピールポイントや詳細についてまとめていきましょう。

レジュメでやってしまいがちなNG事項

次に、レジュメの内容について私たち日本人がやってしまいがちなNG事項を挙げていきます。

 

レジュメNGその1 謙遜しすぎる、簡潔すぎる
アピールが重要なレジュメにおいて、謙遜の美徳は通用しません。また簡潔すぎるのも良くなく、きちんと自分の魅力を余すところなくアピールすることが重要です。たとえば、「○○プロジェクトでリーダーとして業務推進を行った」の内容であれば、「○○プロジェクトのリーダーに抜擢され、○人をまとめあげながら業務を遂行。顧客からも社内からも高い評価を受けた」など詳細情報を記載しましょう。特に読んでほしい点については、太字を使う、フォントサイズを上げるなどして目立たせてもOKです。

 

レジュメNGその2 応募企業のことをよく知らない
レジュメは目いっぱい自己アピールをするものですが、応募企業のことを知らないのも問題です。採用担当者も自社のことが書かれていれば目にも留まりやすいので、求人の詳細情報や企業HPなどをよくチェックしてキーワードを盛り込みましょう。無論、レジュメの使いまわしはNG。

 

レジュメNGその3 学歴は学校名をアピールしてしまう
有名大学を卒業している場合、日本では多少書類選考の判断材料にされることがあるかもしれませんが、外資系企業においては大学名は全く役に立ちません。学歴で見てほしいポイントがある場合には、学部名や専攻、具体的な研究テーマや論文実績などを記載することが大切です。

 

レジュメNGその4 一貫性がない
レジュメはさまざまなことを盛り込みたい気持ちになりますが、たくさんのテーマや項目があると逆に印象が薄くなりがちです。求人に合ったアピールポイントをまとめ、ごちゃごちゃする場合には直接関係がないスキルや趣味などについては切り捨て、要旨をはっきりさせるように心がけましょう。

 

レジュメNGその5 採用担当者への気配りがない
企業の採用担当者は数多くのレジュメをチェックするため、読んでもらう担当者への気配りも気を付けたいところです。当然ながら、フォントサイズや行間などに気を付け見やすさ、読みやすさに気を配るほかにも、カバーレターに丁寧なお礼の言葉を添えるなど、担当者の立場に立って快く読むことができるように配慮することが大切です。

ポイントを押さえて、熱意の伝わるレジュメで面接に進もう

このように、外資系企業への転職におけるレジュメは、日本企業への履歴書と異なる点も多くあります。また慣れない英文での記述になるので、できればネイティブの人に英語のチェックをしてもらうのが望ましいです。書き方やポイントなどは転職エージェントなどでも相談に乗ってくれることでしょう。

 

レジュメは、まず採用担当者にあなたのことを知ってもらい、会ってみたいと思わせるための第一歩です。また、面接であれば不足な点はその場のやり取りでカバーすることもできますが、レジュメではフォローが利きません。要旨をきちんと記載し、アピールをしながら、且つ、目に留まる印象深いレジュメを作成することが必要となります。

 

仕事への熱意と、個性を十分に発揮したレジュメで、次のステップである面接に進み、外資系転職を勝ち取りましょう。

ポイントを押さえて、熱意の伝わるレジュメで面接に進もう
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