グローバル転職NAVI
スティーブ・ジョブズ、カルロス・ゴーン、ビル・ゲイツ、・・・誰もが一度は彼らの演説やインタビュー映像などを見たことがあると思います。印象的な演説手法やパフォーマンスもさることながら、彼らの言葉にはそれ自体にとても力があるのを感じたことがありませんか?
やはり大手外資系企業の社長ともなると、数えきれないステークホルダーとの交渉、グローバルかつスピードと柔軟性に富んだ経営を求められ、日々決断に迫られる毎日。経験値も人とは異なり、発言にも重みが増したり深みを感じたりするものです。 今回は、そんな外資系企業の社長から学ぶ名言を、「チャンスを掴む」をキーワードに集めてみました。
あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマにとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。
今やっていることがどこかに繋がると信じてください。その点がどこかに繋がると信じていれば、他の人と違う道を歩いていても自信を持って歩き通せるからです。
とても有名な2つの発言です。就職や転職、結婚などの人生の重要なライフイベントのみならず、すべての物事に通ずる言葉です。他人に惑わされないこと、自分を信じること。ジョブズ氏もそうしてさまざまな局面でチャンスを掴み、あのように偉大なことを成し遂げたのでしょう。
はたして、生まれながらのリーダーというものは存在するものでしょうか?私にはそう思えません。確かに、リーダーシップの適性がある人はいますが、その数は想像以上に多いことでしょう。その人がリーダーになれるかどうかは、その適性を伸ばす環境にいられるかどうかによって決まってきます。こちらはそういった環境を用意して、つまりチャンスを与えて、その人がチャンスを活かせるかどうか見ればよいのです。
倒産寸前であった日産自動車を2年でV字回復させた敏腕経営者のカルロス・ゴーン氏。チャンスを与えられる側としては、そのチャンスを活かしてベストを尽くすことが必要です。
満点をとったことは自慢にならないよ。本当に大切なのは知識を丸暗記したり、得られたとおりのことを答案に書くことではなくて、先を見る洞察力だ。
PCのオペレーションシステムの世界1位の占有率を誇るマイクロソフトを開発したビル・ゲイツ氏。膨大な量の情報が手軽に手に入るようになりましたが、やはり大切なのは自分で考えること。自分が進む道に迷ったり悩んだりするときにも思い出したい言葉です。
いつも実験できる時には実験すべきだと思っていた。何が起こるか分からないんだから。
世界中で愛されるキャラクターを作り上げ、国際的な大企業の実業家でもあるウォルト・ディズニー。自分の頭の中だけのことは所詮机上の空論。何が起こるかわからないからこそ、実際にやってみることが大切です。
誰もやったことのないことを成し遂げたいと思うなら自分に多少の無理を強いるくらいでなければ、何も前に進まない。
低価格と高サービスを売りとして、音楽や映画館、航空事業など幅広い分野を手掛けるヴァージングループのCEOの言葉。無難にこなせることだけではなく、自分に負荷をかけるくらいの目標や行動を行っていくことで成長することができます。
事前に答えが分かっている問題しか解かないのであれば、その企業はつぶれてしまう。 頑固でなければすぐに諦めてしまう。また、柔軟でなければ直面している壁にぶつかり続け、違う解決法を見いだすことはない。
インターネット通販の最大手であるAmazonを率いているジェフ・ベゾス氏。分からない問題にも立ち向かい、頑固であり、且つ柔軟であること、一見矛盾するような強い意識の持ち方でこれまで困難を解決し、それをチャンスとしてきたのでしょう。
ライバルの発想は利益をもたらす。
“20世紀最高の経営者”とも呼ばれるジャック・ウェルチ氏。相手と戦ったり、チャンスをモノにするには、自分の考えだけにとどまらずライバルの目線も学び視野を広げていくべきです。そうすることによって自分の可能性をより広く持つことができるようになります。
いかがでしたでしょうか? 紹介したのはとても有名な世界的経営者たちの言葉ですが、言っていること自体は、よく考えてみると私たちの身近なことにも適用できることばかりなのかもしれません。彼らも一人の人間として、思考し、トライアンドエラーを繰り返して、偉大なる成功者となったことでしょう。チャンスを掴むには、自分で考えること、自分で決めること、実際にやってみること。そういった共通のメッセージが込められているのではないでしょうか。
Daijob.comで外資系・グローバル転職を実現させましょう! |