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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

新年度を迎えるにあたり「経験値」の重要性を見直す2018.04.03


元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

4月を迎えて新入社員の方々を迎えたり、自分はこのままで良いのだろうかと思いがちな季節でもあります。着実に経験値を重ねることの重要性について、本日はお伝えします。


新入社員の皆様、ご入社おめでとうございます。素晴らしい扉がたくさん開きますように。


日本の4月は、なんとなく新しいことを始めたくなるタイミングですね。就職、転職、勉強、習い事などなど。チャレンジはもちろん素敵ですし大切ですが、足場をしっかり固めることも忘れないでいただきたいと思います。

イベントと「経験値」


先日、異文化の集いに参加しました。たまたまブルガリアがテーマでした。ブルガリアと言われて、すぐ思いつくのはヨーグルトでしょうか?

国土の75%が山岳地帯であるブルガリアは、やはり山が多い日本と共通点があります。山岳信仰、火渡りの儀式、なまはげブルガリア版など。火渡りの儀式のスライドは、日本とブルガリアで違うのはお顔だけかと思うほど酷似していました。装束が白なところもウリ二つ。


楽しいイベントに参加しながら、1年前に初めてのアフリカン・ナイトに参加させていただいた時のことを思い出していました。「経験値」という単語を噛みしめたからです。初めての回は当然ながら、主催者にも参加者にもゲストにも経験が足りないので、かなりバタバタしていました。タイム・マネジメント、ゲストのトークが長くなりそうな時どうするか?、全体のイベントの流れをどう組むかなど、比較すると格段の進歩感がありました。


1年経った現在は、毎回いるだろう遅刻参加者を5分待つ、イベントに文化・食・歌・民族衣装などの要素をどう配分するか、ゲストのトークが長くなりそうだったら上手に合いの手を入れて短くするなど、ご自分も楽しげに参加しながら相当気配りされて、完璧なMCぶりで感心しました。

 

彼女が重ねたのは経験。一見、取り上げる国が変わるだけのようで、毎回色々な想定外の問題が発生しただろう集いを12回、きちんと積み重ね経験した末に今があるのですね。ますます多くの参加者を惹きつけ、大きなイベントになっていくだろうなと確信しました。

転職の準備は万全に


3月はキャリア・カウンセリングと英文履歴書の添削のご用命が多い月でした。これまでの経歴を拝見していて、転職回数が多い方が目立った月でもありました。私も十分多いので、他の方のことを本来は言える立場にないのですが(笑)、将来起業するお気持ちがないのであれば、転職を慎重にされることをお勧めします。40歳くらいまでは、英語ができて専門分野がある方は比較的簡単に転職できますが、日本は年齢差別がある国なので、40歳を迎えて転職回数が多すぎると非常に苦労します。採用する側からすると、過去に3年いた会社がない方は、同じパターンで3年いないだろうと予測がつき、しっかり同じ会社で7-8年を重ねてこられた候補者にかなわないという厳しい結果になってしまいます。


人間関係に問題があったり、同じような仕事をずっとしていてキャリアの天井を打ったような気がしたり、英語が使えないなど、転職の理由はいろいろありますが、ある職場で解決できなくてちょっぴり逃げて転職した感があることは、次の職場でも同じようなことが起きるという不思議な現象が結構あるものです。


本当に今の職場で「学ぶことはない」と言いきれるかどうか、異動などで解決できないか、よく検討した上で転職を決められますように。


転職回数が多い方は、必ず「なぜか」を聞かれますので、面接する側の立場に立って「それならしょうがない」と思える理由をあげられるように、しっかり準備してください。


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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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