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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

精神状態が悪い時に転職しない方がいいのはなぜ?2016.08.30

 

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

 

みなさんは、「顔相」と言う言葉をご存じですか? その方の人となりが顔に現れるというコンセプトです。これは27歳くらいまでの方には、まだ当てはまらないかもしれません。大学生には全くあてはまりません。就活生のお顔は皆さんピュアでほとんど同じ様な感じで、面接官を悩ませます。

 

比較して、ある程度の経験を積まれて来た方になると、その方の性格、例えば

「明るい」「暗い」「穏やかそう」「物事斜めに見る皮肉屋さん」などが顔に出るようになります。

 

もうひとつ、候補者として大切な「雰囲気」も前出の顔相と似ています。立ち居振る舞いや話し方などいわゆる態度からわかるお人柄ですね。私は、精神状態が悪い方に転職を勧めることはしないことにしています。理由は、態度に現れ大抵はネガティブなことが多いからです。

 

例えば、二人の候補者がいるとします。Aさんは転職して5年、現職で学べることはすべて学んだし、成果もあげて会社にも貢献したと自信を持って言えます。会社のことは好きだけれど、部内の事情で今より上のポジションに上がれる可能性がなかったり、このまま同じことをしていても新しい技術を学べないなど、達成感はきちんとありながら自分のさらなる成長のために転職しようと思っています。

 

Bさんは転職して2年、現職で一通りの仕事を経験したとはまだ言いがたく達成感も中途半端だけれど、職場の人間関係に悩まされていてその場から出たいことが理由で、転職活動を始めようとしています。

 

候補者Aさんは、「やりきった感」があるので、自己肯定感も高く現職場を非難することのない、人事がよく言う「感じがいい」候補者でしょう。面接官に与える印象がほどよく、ご自分の経験値・スキルについてアピールして、双方のニーズが合えばすんなり決まると思います。

 

候補者Bさんは、気持ちはわかりますが転職の動機が少し不純というか、「逃げたい感」が強い候補者ですね。日々の生活でストレスが高ければ、話し方がスタッカート気味に早かったり、語調が強かったりするかもしれません。ゆっくり落ち着いた態度というよりは、うつむき加減だったり、逆にイライラした感じで無意識に貧乏ゆすりしているかもしれません。

 

面接の内容も、自分のアチーブメントより、会社や同僚・上司の非難になってしまうかもしれません。面接はストレス発散の場ではもちろんありませんし、現職で一緒に仕事をしている人たちを一方的に悪く言う候補者は要注意と思われがちです。喧嘩両成敗、二人の人間がいてトラブルが起こっているのであれば、双方に悪いところがあるのだろうというのが人事の考え方です。

転職の理由は誰が見ても相手がひどい場合を除いては、人間関係以外にした方が成功します。

 

そうは言っても、M&Aなどやむを得ない理由ですぐにも次の転職先を必要とすることは起こります。このときは、心して精神状態を面接の時だけでいいので穏やかに安定させる努力をすることが大切です。深呼吸をするのもいいでしょうし、人によって気持ちを安定させるやり方は違うと想いますが、気分を整えて面接に臨むよう心がけてください。あなたのお人柄・精神状態が、態度とお顔に出ることを忘れないでください。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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