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鈴木美加子のグローバル人材塾

グローバル人材を目指し、日本人としてのアイデンティティを磨く2016.05.24

 

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

 

何をもってグローバル人材とするかは諸説ありますが、グローバル人材の定義について、経産省が挙げる3つの要素に「異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティ」が含まれています。

 

つまりは、自国の文化・歴史をしっかり勉強してグローバル人材である前に、日本人であることの意味を理解しましょうということですね。

 

この記事を読んでくださっているあなたが外国人なら、母国の文化・歴史を理解する必要があると読み替えてください。

 

海外に住んだ経験がないとなんとなくピンとこないかもしれませんが、2011年オーストラリアに住んでいたときに、痛烈に必要性を感じました。

 

どこから見てもアジア人に見える私に、アメリカのことを聞いたりするわけはないのです。「どこから来たの?」「日本よ」「そっか、日本の女性ってキュートだよね。だけど、口を手で隠して笑うのはどうしてなのかな?」とくるわけです。そんなこと一度も考えたことがなかった私は、答えられませんでした。

 

「どうして聞くの? おかしい?」「うん。すごく幼く見える」「へーそうなんだ。知らなかった…」

 

調べてみると、発祥はお歯黒です。昔、結婚すると歯を黒く染めなければいけなかったのですが、それを美しいと思ってやっていたわけではなく、つい隠そうと手で覆うようになったそうです。お歯黒が廃れても、手で口を隠して笑う習慣だけが残ったというわけです。

 

確かに、帰国して以来、口を手で隠して笑う女性を見ると非常に違和感を感じることに気がつきました。英語人の感覚になったのですね。

他にも日本の歴史の・宗教について聞かれる可能性は高いです。

 

一度、天皇制について聞かれたことがあったのですが、勉強不足で答えられず「私、日本人だよね。日本のことわかってなくてまずいなぁ」と思いました。

 

オーストラリアで散々な思いをしたので(笑)、帰国してから少し勉強するようになりました。海外から帰国した方は同じようなことを口にされるので、共通の認識なんだと思います。皆さんは日本のことを外国人に聞かれて、どのくらい自信を持って答えられますか?

 

グローバル人材の前に、日本人もしくは⚪⚪人としてのきちっとしたアイデンティティを持ち、最低限の母国についての歴史・文化の素養があることが求められます。勿論、自国の文化だけがユニークだと特別感に囚われることが目的ではありません。自分のルーツをしっかり持つことが目的です。

 

そうそう、経産省によるグローバル人材の要素ですが、他の二つはなんだろうと気になる方のために、最後に挙げておきます。

 

  1. 英語力
  2. 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感 です。

 

主宰するグローバル人材では、「多様性を受け入れ、英語でロジカルに発表・主張できる」グローバル人材を目指しています。25年の外資系人事の経験を元に、これだけは外せないと考えている要素をカバーしているつもりです。

 

職場での毎日で、どんなことに気をつけたらいいのだろうと気になる方は、

来月開催されるオープンセミナーにご参加ください。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でもないが、TOEIC960点をマークし外資系企業でキャリアアップした経験を元に、個人のキャリアアップを支援している。2011年から18か月、オーストラリアに居住し、海外勤務・海外からの帰国希望者のキャリア相談にも乗ることができる。
個人向けのキャリア相談の他、企業向けに、リーダーシップ研修、チームビルディング、組織分析、異文化マネジメント、グローバルコミュニケーション研修を行っている。ルミナスパーク、ルミナリーダー公認講師、ホフステード異文化モデル公認講師、STAR面接法・認定講師

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

強みを最大限に活かし、個の力を発揮出来る人材を一人でも増やすことで、母国を元気にすることをミッションとする。ルミナというアセスメント・ツールを使い、個人・法人向けの人材育成事業を行う。

 

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