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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

第一印象は笑顔でカバーする2016.03.29

 

個別キャリアカウンセリングで、経理スタッフの方にお目にかかりました。お悩みが二つあって、ひとつは「経理に向いているような気はするけれど、違う仕事をしてみたい気持ちもあってキャリアの方向性に迷っている」でした。 もうひとつは「転職活動中で書類は通るけれど面接で落ちてしまう」というものでした。

 

まずキャリアの方向性が見えなくなったときは、英国初アセスメント・ツールのLUMINAがお勧めなので、受けていただきました。自分の方向性がグラグラしたままで転職活動をするほど、時間と労力が無駄になることはないからです。

 

LUMINAの結果はデータ重視の「青」が強く、ご本人もわかってらっしゃる通り経理には向いていて、迷う必要はないという内容でした。ご自分の進んでいる道が、強みを生かしているとわかりほっとされたようでした。まずは、進むべき道がはっきりして良かったです。

 

二つめの面接に通らないについては、1万人以上面接した経験から、「第一印象が悪いんだろうな」という直感がありました。ミーティング・ルームに入ってらしたときの印象が暗かったのです。人は第一印象でいろんなことを判断します。目から入る情報は非常に大切で、第一印象がその方の人格についてのコメントを左右することはよくあります。

 

彼女のLUMINAは、外向性と内向生の両方が同じくらいの強さを示していました。外交的でもあり内向的でもあるのが本人の素なのですが、なぜか内向性ばかりが前面に出てしまっている勿体無いタイプです。

 

彼女の外向性が現れたのは、お目にかかって20分ほどして二人で笑ったときのことでした。それはそれは、楽しそうな明るい笑顔です。「これ使わないと!」が私のアドバイスでした。

 

「面接の割と早いタイミングで、一度、無理にでもいいから笑顔を見せて相手に明るいところを見せてください。その笑顔が印象を大きく変えます。」とお伝えしました。

 

「今さら笑顔なんて」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、笑顔は創るものなのです。

 

その昔、私は活発で誰にでも声をかける子供でした。母が心配して、「知らない人に声をかけないように。あなたは人懐っこすぎるから」と子供に言い続けました。従順だった私は(笑)、親の言う通りにしようと努力した結果、少し暗めの笑顔の無い子になってしまいました。

 

あら大変。指導が行き過ぎてしまいました。娘は愛想のない女の子になってしまったのです。今度は反対に矯正しないといけなくなりました。手鏡を持たされて、「神の中に写ってる自分に笑いかけて」と笑顔教室が始まりました。

 

3ヶ月後、子供だった私は、「知らない人には話しかけないけれど、愛想のいい」女の子になったのです。

 

今の私に会われたことがある方は、笑顔が出ない時期が私にあったことに驚かれますが、習慣でどうにでもなるということだと思います。

 

男女関係なく、笑顔が美しい人は好印象を残せますよね。面接で見られるのはスキルだけではなく、皆さんの人柄も見られているのです。第一印象に自信がない方、暗いと言われたことがある方は、なんとか面接の早い段階で、一度でいいので面接官に笑顔を見せられるよう努力してください。

 

第一印象は面接の合否に大きく影響するので、必要なら鏡の前で笑顔教室をやってみてくださいね。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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