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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

英語人マインドを培うために、日本人マインドを横に置く2016.03.07

 

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。主宰するグローバル人材育成塾・世人(せじん)塾の7期も残すのはファイナルの10分プレゼンのみとなりました。

 

レッスン1から5までを振り返って、英語力とは全く別に日本人マインドをいったん横に置けるかどうかは、グローバル人材になれるかどうかを左右すると思っています。

 

具体的に、まずは「WE イコール日本人」と思わないことです。ライティング課題で、日本について説明することがお題だと、つい”We”といきなり書き出す方が増えます。 Weが日本人を指すかどうかは、自分が海外にいたらどうだろうとか、参加者に外国人がいたらどうだろうなど設定を変えてみれば、すぐ違うとわかると思います。

 

日本のやり方が唯一のやり方とか、日本がNo.1が前提となっている話し方をしないように気をつける必要もあります。日本人同士ならそれでまぁギリギリセーフかもしれませんが、日本語を話す外国人が増えている中、相手に失礼にあたる可能性があります。特に英語でコミュニケーションする場合は、ほぼ100%外国人が周りにいる場合なので、よく気をつけないと排他的なのかと誤解されてしまうかもしれません。

 

他国との交渉で「日本人はそういうやり方でビジネスをしない、だからあなたが言っていることは受け入れられない」と持ち出しても、相手は「ここは日本ではないのに、どうして日本流でやらないといけないんですか?」と言いそうです。

 

日本文化をテーマにプレゼンテーションをする際、テーマ選びには注意が必要です。例えば漢字を取り上げるのはどうでしょうか? 一見、面白そうなテーマですが、漢字について述べて理解できるのは母国語に漢字が存在する国だけですね。中国と日本の漢字について言われても、そもそも象形文字のように見える文字の違いがわからないで終わってしまいそうです。英語圏の人の興味をひくトピックではないということになります。

 

以前、オーストラリアの学校でそれぞれの国について調べて、プレゼンテーションするという授業がありました。自分の出身国のプレゼンには参加できない仕組みでした。日本チームの同級生が見せてくれたスライドを見て、びっくり仰天。ちょっと変わった食べ物に「白子」が、説明つきで取り上げられているではないですか! 毎日食べるわけではないし、こんな説明されたら日本人が誤解されるから外して欲しいと懇願しました。が、しかし、本番ではやっぱり面白そうだからと使われてしまい、”白子“のスライドが出るや、クラス中から「ぎゃー、ゲテモノ喰い」と叫ばれました。それ以来、白子を食べられなくなってしまった私ですが、やっぱり文化に対する配慮は必要だと思います。

 

日本だけで完結した時代は遥か昔に終わり、ボーダーレスな世界でグローバルに仕事をしないといけない時代を私たちは生きています。「多様性」が意味することを理解して、日本人マインドを少し横に置いてグローバル人のマインドを培う努力をしましょう。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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