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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

時差を抱えて仕事できますか - 相手の立場に立つ2015.09.01

 

元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

 

私は、全世界に当てはまるグローバル人材の定義を「いつでも、どこでも、だれとでも英語で仕事ができる人材」としています。

 

先日、この「いつでも」についての良い例が届きましたので共有したいと思います。

 

メルボルンで開催した「日本で外国人が就職する方法」というセミナーに、参加してくれたアルゼンチン人からメールが届きました。

 

We met during your seminar in Melbourne. As I told you on that occasion, I am moving to Japan with my husband soon. I would like to get career advice from you soon.  Skype meeting is sought after as tomorrow, after two months we have spent in Italy, we are going for a month to Argentina. Therefore, any time between 8 am till 1-2 pm would be perfect.

 

 

メルボルンで開催したセミナーで、お目にかかったのは2月なので、覚えていてくださったことがとっても嬉しかったです。とはいえ、グローバルに仕事した経験がほとんど無いことがバレバレのメールで、ちょっと心配になりました。

 

まず、今イタリアにいてアルゼンチンにこれから移動する人の、「早く」は、いつのことを指すのでしょう?

 

2つ目、誰の時間で8:00AM から 1:00PMなのでしょうか?

 

3つ目、いろんな地名が出てきて、最初に読んだとき頭が混乱しました。イタリアに今いるは、書いてもあまり意味がなかったですね。

 

メルボルンより日本時間は1時間遅いのですが、結局、何時間の時差になるのだろうと、昔から使っているツールをWEBから引っぱってきました。

ひとめで見やすいので、私は気にいってます。

 

The World Clock

 

アルゼンチンと日本の時差はちょうど12時間だとわかりました。地球の裏側なのですね。

 

時差を抱えてずっと本社と仕事をしていた人が、とっさに思ったことは、

 

◆ すぐとおっしゃっているけれど、長距離移動で時差ボケになるだろうし、移動中、メールで確認が取れないかもしれないので、「早く」とおっしゃっているけれど、6日先に設定しよう。

 

◆ 時差ぼけの時は朝早く目が覚めて、夜は起きて いるのが辛いので、向こうが朝で日本が夜の時間帯にしよう。

 

◆ ミーティングの時間を提案するとき、誰のいつ何時かをはっきり書こう。

 

Can we have a Skype meeting at your 8:00am, which is my 8:00 pm on September XX? が、私のお返事でした。

 

グローバルに仕事をする時、文化的な差異に注意する必要があります。「時間」の感覚はその大きな要素です。「時間にどれだけ几帳面か」の感覚は国によりだいぶ違うので、最も用心しないといけないファクターですが、時差も常につきまとうので、誰のいつ・何時なのか誤解がないようにはっきり書きましょう。

 

そうでないと、いざテレコンになったら、認識がずれていて片方がログインしていないなんてこともなります。

 

あとは、自分が何を伝えたいかではなく、何を伝えれば相手に伝わりやすいかという視点を持てればベストです。

 

世界共通のグローバル人材の定義が、「いつでも、どこでも、誰とでも、英語で仕事ができる人材なら」

 

日本人に当てはまるグローバル人材の定義は、どうなるのでしょう?

 

お仕事がら知る必要がある方、ご興味がある方は、2時間凝縮版でお話するオープンセミナーがお勧めです。

 

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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