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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

英語脳を鍛えるために、英語でメモを取りませんか?2015.02.24

 

元・外資系人事部長、現在グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。

 

「英語脳を発達させるために、何かできることはないでしょうか?」

 

最近、あるセミナーのQ&Aセッションで、受講者の方に尋ねられました。

 

ニュースを英語で聞くとか、英語に接する時間を増やすことは大事ですが、職場で簡単にできる方法があるので、シェアさせて頂きます。

 

それは、「英語でメモを取る習慣をつける」です。

 

私の最初の職場は、日本GEの人事部でした。

 

上司はアメリカで先駆的にMBAを取得された方で、二人の間のライティングのやり取りはメモも含めて英語でした。

 

英語で書くからには、メモですらロジカルである必要があり、最初はちょっと苦痛でしたが、慣れると自分の語学脳の切り替えが早くなっていくのを、実感できるようになりました。

 

次の転職先は米系証券会社で、上司はNY本社から派遣されていたアメリカ人、トムでした。

 

当然、彼とのやり取りは、メモも含め全て英語でした。

 

さらに英語力に磨きをかけられると、わくわくしていたのですが、落とし穴が!

 

ある時、電話で日本人と話していて、当然のように日本語でメモを取り、電話を切りました。

 

ふと振り返ると、トムが後ろに立っていて、突然「何の電話だったの?」と聞いたのです。

 

彼は私を困らせようと思ったわけではなく、ただ単純に、どんな電話だったのか聞きたかっただけだと思います。

 

ところが私は、日本語のメモを見ながら英語でうまく話すことが出来ませんでした。語学脳が切り替わらず「あーうー」になってしまい、大ショック!

 

自分の英語力がまだ足りないだけでなく、いかに、英語と日本語の文章の構造が違うかを思い知りました。とっさに、主語と述語をひっくり返す事が出来なかったのです。

 

トムも驚いたと思います。普段、それなりに英語が話せている人が、いきなり「あーうー」になってしまったのですから。

 

それからというもの、私は、電話だけでなく会議でのメモも、英語で取るようにしました。

 

なかなか良い頭の体操です。とっさに違う語学に換えて、メモ書きにすることなんて出来るの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、慣れで必ず出来るようになります。

 

そして、これに慣れていると、日本語脳から英語脳への、スイッチ切り替えが少しづつ早くなります。

 

単語の置き換えだけでなく、一番大事な、主語・述語の置き換え、そして、英語の文章の冒頭に、Actually, Honestly, Unfortunately, To be honest など、枕詞を置きがちな方は、これが出なくなります。

 

最初、ちょっと難しいのは、電話での会話を英語でメモにするですが、これも慣れですし、できるようになれば、英語脳回路がかなり優秀になってきた証です。

 

日々の小さな積み重ねが、英語脳を鍛える訓練になりますので、ぜひお試しください。

 

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この記事の筆者

鈴木美加子
グローバル人材プロデューサー/(株)AT Globe 代表取締役

日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガンスタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でも無いが、TOEIC960点をマークし外資系でキャリアアップした自身の経験から、「なぜ」を細かく説明出来るところを強みとする。世人塾の他、グローバル・コミュニケーション、異文化マネジメント、リーダーシップ、組織分析など企業研修を行っている。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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