グローバル転職NAVI
元・外資系人事部長、現在・グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。
オープンセミナーや説明会で、参加者が外資系・日系企業と両方いらっしゃることがあります。
これが面白いほど、会場にお入りになった瞬間にどちらかわかります。
理由は二つありまして、ひとつは、外資の方は物怖じしないので、会場入りしてすぐこちらを見て会釈されたり、着席されてからも、周囲の方に気軽に声をかけたりされるのです。
もちろん個人差はありますが、日系企業の方は、周りとコミュニケーションされずに黙って座ってらっしゃることが多いように思います。
もうひとつは、服装です。
外資の方は、男性なら、例えば白いシャツではなく、細いストライプだったり襟にほんの少しアクセントがあったりに始まって、スーツの色などに個性を感じることが多いです。スーツのジャケットの丈が短くて、格好悪いような方をお見かけすることは少ないです。
女性も、いわゆる「できる感」がある服装をされています。
ある人に出逢った時、その人のことを判断するのにどのくらいの時間をかけているかご存じですか?
ハーバード大学の研究では、0.15秒以下だそうです。
恐ろしいほど短い時間で、私達は良く知りもしない人のことを判断しているのです。
そしてその判断は、とりあえず「外見」を基準にしているに違いないのです。
背が低い・高いなどの基準は変えることはできないですが、洋服や仕草は変えることができますよね。
私は、25才くらいの時に、カラー診断を受けてその結果に即して洋服選びをしていました。
キャリアに執着があったので(笑)、自分にできることはして、最高のイメージを出そうとしたわけです。
それなりにキャリアを積めば、第一印象は「おまけ」かもしれませんが、そこまでいかない方々は、やはり自分に必要な投資をして、与える第一印象を最高のものにすべきではないでしょうか?
面接の時も、なんだかんだと言いながら、第一印象は大きいですし、最初の5分で下された判断を覆すのは相当のホームランを打つ必要がありますよ。
自分のイメージをコントロールする力をつけてください。
荒木裕子さん
ベスト・イメージ 代表
http://bestimage.jp
推薦理由は、ご本人が外資系の金融人事部管理職だったので、単にカラーコーディネートが出来るだけではなく、人事の目線をお持ちだからです。
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日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でもないが、TOEIC960点をマークし外資系企業でキャリアアップした経験を元に、個人のキャリアアップを支援している。2011年から18か月、オーストラリアに居住し、海外勤務・海外からの帰国希望者のキャリア相談にも乗ることができる。
個人向けのキャリア相談の他、企業向けに、リーダーシップ研修、チームビルディング、組織分析、異文化マネジメント、グローバルコミュニケーション研修を行っている。ルミナスパーク、ルミナリーダー公認講師、ホフステード異文化モデル公認講師、STAR面接法・認定講師
株式会社AT Globe http://atglobe.jp/
強みを最大限に活かし、個の力を発揮出来る人材を一人でも増やすことで、母国を元気にすることをミッションとする。ルミナというアセスメント・ツールを使い、個人・法人向けの人材育成事業を行う。