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鈴木美加子のグローバル人材塾

外資系での面接:ポイント22014.04.08

    外資系での面接とは言え、日本人同士になる場合、普通は日本語になります。

    それなりのポジションであれば、前もってヘッドハンターの方に、途中で英語に切り替えさせて頂きますと、一言お伝えしておくこともあります。

    覚えておいて頂きたいのは、そのような前もっての告知がなかったのに、面接の最中に急に英語になる場合があり得るということです。

    これは、世に言う圧迫面接ではありません。外資の人事では、圧迫面接はあまり好まれないのですが(相手に失礼という配慮から)、面接していて、「この人、本当に英語できるのかな?」と思う場合、確認のために英語に切り替えざるを得ないのです。

    例えばどんな場合かというと、TOEICの点数は履歴書上では高いけれど、話を聞いていると周囲に外国人がいないようだし、仕事の話からも、全く使ってないのではと思われる場合です。

    途中で急に英語になって、あたふたして総崩れになってしまうようでは残念すぎます。そうなるかもしれないと覚悟して、相手が英語になっても、落ち着いて自分の実力を出せるといいですね。

    面接官は、英語力だけでなく、不測の事態にどう候補者が対処されるのかも見ているのです。慌てないで対処してください。

    履歴書に書く英語力については、今の日本では、面接官にとってレベルが一番わかりやすいのはTOEIC, 次は英検、TOEFLの順でしょうか? IELTS, 国連英検、ケンブリッジ検定なども、存在は知られていますが、レベル感が面接官の頭の中にないことが多いので、ネットで、点数換算表を検索して、IELTS6.5 (TOEIC820-870相当)のように、添えた方がアピールできると思います。

    履歴書も面接も、自分をアピールするための機会なので、相手の立場に立ってどうしたらいいかを、考えるように心がけてください。

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    この記事の筆者

    鈴木美加子
    グローバル・キャリア・カウンセラー /(株)AT Globe 代表取締役

    日本GEに入社して人事のキャリアをスタートさせ、モルガン・スタンレーなどを経て、日本DHL人事本部長を務める。帰国子女でも海外赴任経験者でもないが、TOEIC960点をマークし外資系企業でキャリアアップした経験を元に、個人のキャリアアップを支援している。2011年から18か月、オーストラリアに居住し、海外勤務・海外からの帰国希望者のキャリア相談にも乗ることができる。
    個人向けのキャリア相談の他、企業向けに、リーダーシップ研修、チームビルディング、組織分析、異文化マネジメント、グローバルコミュニケーション研修を行っている。ルミナスパーク、ルミナリーダー公認講師、ホフステード異文化モデル公認講師、STAR面接法・認定講師

    株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

    強みを最大限に活かし、個の力を発揮出来る人材を一人でも増やすことで、母国を元気にすることをミッションとする。ルミナというアセスメント・ツールを使い、個人・法人向けの人材育成事業を行う。

     

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