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前回書いたように、先月、スリランカでは大統領選挙が行われました。1回目の投票では、国民の力(NPP)・人民解放戦線(JVP)党首のディサーナーヤカ氏(通称AKD)が最多の票を獲得しましたが、42%と過半数には達しなかったため、33%を獲得した二位の最大野党、統一人民戦線(SJB)率いるプレマダーサ氏と決選投票となりまし
前回触れた、住宅に対する各国の満足度ですが、OECD加盟国で最低(17%)だったのがトルコでした。通貨危機を発端とした超インフレで、2022年には住宅価格が200%以上も高騰し、また、一挙に家賃が6割上昇したり、物件を売却したい家主から退去を求められたり、大半の人が住宅事情を不満に思っているのは当然といえるでしょう。
「スリランカなんて、私には関係ない」と思っている人も多いでしょう。が、日本との関係については、以前、書きましたし、日本は、今後も(対外債務の10%を所有する)債権国としてスリランカの債務再編に関わらざるを得ません。さらに、経済危機で海外への出稼ぎを余儀なくされ、日本で働くスリランカ人は増える一方です。 私は、12月にス
世界各国に拡大するコロナウイルス(COVID-19)の感染。「日本では騒ぎすぎ」とか言っている有名人がいますが、確かに騒ぎすぎだと思います。しかし、それは日本に限ったことではありません。(その人は海外に滞在中も、日本語のニュースしか読んでいないのかも)。 前回、書いたように、アメリカでも過剰反応が起こっていますし、先月
オーストリアでは、英語はだいたいどこでも通じますし、ドイツ語話者は、アメリカに渡っても、すぐに訛りがなくなって英語ネイティブ並みになる人をよく見受けます。ところが、ザルツブルクで宿泊したアパートの「宿泊客向けしおり」の英語は、ひどいものでした。 スロバキアの宿泊先でも共通して見られた間違いが、untilの使い方です。
W杯での「世界を敵に回した」「世界から非難ごうごう」で使われた「世界」と同様に、日本では「外国・海外では」という表現がよく使われます。いつも「どこの国のことを言っているのか?」と思うのですが、世界190ヵ国以上あり、言語も文化も宗教もさまざまで、一くくりにできる「海外」というのは存在しません。* 自分で判断できない?
W杯での「世界を敵に回した」「世界から非難ごうごう」は、対ベルギー戦での善戦後「世界が称賛!」に(一部?)変わりましたが、メディアの自国たたきの報道は受け入れるのに「日本のメディアの称賛記事は信用できない」という人もいるようです。* 多数の観戦者や解説者が「この試合はすぐに片がつく」「スペイン対ロシア戦、クロアチア対
日ごろから「日本のメディア(日本人)は、どうしてこんなに他国(世間)にどう思われているのかを気にするのか」と思っていましたが、W杯に関する「海外のメディアが○○と報じている」という日本での報道は異常! そもそも「他国のメディア記事を要約して記事にすることが報道と言えるのか?」という点は、今回さておき。各社、日本について
長年、ラオスのインフラ整備などに貢献してきた日本は、ラオスにとって最大の援助国であり*、50年以上前に、青年海外協力隊が初めて派遣された国はラオスだそうです。 ラオスで活躍している日本のNGOやNPOもあり、そうした組織が現地駐在員を募集していることもたまにあります。ちなみに、日本国内でラオス支援のボランティアを募集し
長年、ラオスのインフラ整備などに貢献してきた日本は、ラオスにとって最大の援助国であり*、50年以上前に、青年海外協力隊が初めて派遣された国はラオスだそうです。 ラオスで活躍している日本のNGOやNPOもあり、そうした組織が現地駐在員を募集していることもたまにあります。ちなみに、日本国内でラオス支援のボランティアを募集し