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半年ほど前に、英語圏で相次いで学生ビザの発給条件が厳しくなっていることについて書きましたが、今回は、その後の進展について書きたいと思います。 カナダ 今年に入り、カナダ政府は、今後2年で学生ビザ発給数の35%削減を発表しましたが、2025年にはさらに10%削減し、かつ大学院生も含むことを決めています。 また、11月8日
今年1月1日から、お隣りの韓国もデジタルノマドビザ(DNV)の試験導入を開始しました。このビザでは一年の滞在が可能ですが、さらに一年更新して計2年滞在することが可能です。 取得条件は、海外の企業に勤務し、同じ業種で1年以上勤務経験があり、韓国の一人当たりのGNI(国民総所得)の倍の所得があることというものです。つまり、
これまで、デジタルノマドビザ(DNV)に関しては、何度か書いてきましたが、DNVの場合、多くの場合、滞在期間は最長で1年、更新できて2年です。外国で1年以上の長期滞在をするには”Golden Visa”などの長期滞在ビザを取得するという方法もあります。 “Golden Visa”というのは、渡航
10年の在留資格が得られるGolden Visaを年間5万人ほどに大判振る舞いしているのが、UAE(アラブ首長国連邦)です。後述のように、Golden Visaを廃止する国が続出する中、UAEでは、先週、取得条件を緩和しました。不動産であれば、価格200万AED(55万米ドル)以上の物件の購入が必要ですが、これまで頭金
先週、とうとう日本もデジタルノマドビザ(DNV)の開始を発表しましたね。租税条約を交わしている49ヵ国に限り、滞在期間は半年で、年収1000万円以上、民間の医療保険への加入が条件です。(※1) オンラインのデジタルノマドのコミュニティをはじめ、あちこちで話題になっています。先月、開始された韓国のDNVよりも、コメントな
私は、今夏、中央アジア(Central Asia)に行く前に、7月にジョージア(Georgia)を旅行したので、今回はジョージアについて話したいと思います。 ビザなしで一年滞在可能 ジョージアは、まだ多くの国がコロナ禍の入国制限を行なう中、2020年にデジタルノマドビザを発行したことで世界的に注目を浴びました(当時、ジ
デジタルノマドについて書いてから一年が経ち、その間にデジタルノマドビザ(DNV)を発行する国も一気に増え、すでに60ヵ国ほどに達しています。 一番最近では、先週、スリランカがビザの発行を閣議決定しました。申請料は500米ドルですが、配偶者や子供にも適用されます。スリランカは、元々、観光で最高270日まで滞在できるので、
前回、書いたように、最近、タイもデジタルノマドが使えるビザを設けました。これは最高10年まで滞在できる長期ビザで、デジタルノマドだけでなく、退職者などもターゲットにしているのですが、過去2年の年収が8万ドル以上(または金融資産100万ドル、あるいはタイでの投資50万ドル以上)という条件があります。デジタルノマド・ビザ(
やっと日本でも、10月11日から個人旅行のインバウンドが解禁されることになりました。ビザ免除措置の再開は、大きいですね。 あちこちのネットコミュニティでも、ここ2年間、日本旅行を待ちわびている外国人旅行者たちから歓声が上がっていました。2020年に訪日予定だったのを予約の変更を続けて、今に至っている人もいます。 今月、
4月に申請が締め切られたアメリカのH-1Bビザは、法改正があったとしても、今年からの適用は時間的に難しいと思われます。一方、すでに法改正され、導入が始まっているのがオーストラリアの就労ビザです。 オーストラリア オーストラリア政府は先月、俗に「457」と呼ばれる就労ビザを廃止し、代わりに新たな就労ビザ(TSSビザ)を導