Global Career Guide
アメリカでは、今週末も各地で反トランプ抗議デモが起こりました。抗議対象には移民の権利や言論の自由があります。 コロンビア大学でパレスチナ支持活動に参加していた大学院生らが3月末に逮捕されましたが、今も拘留が続いています。永住権保有の学生でさえも、移民局(ICE)が永住権をはく奪して強制送還しようとする中、合法移民の権利
米大統領選に関し、日本のメディアは早くからトランプ元大統領の「圧勝」という表現を使って報道していました。しかし、アメリカでは、「圧勝」を意味する”landslide”という表現を使ったのは、ほぼ右派メディアのみで、左派の主流メディアでは見られません。 主流メディアは、最終投票結果が出た今も、下記のように「あれは圧勝では
前々回の話に戻り、なぜ、以前より多くのアメリカ人が(イギリス人やカナダ人も)海外移住を望んでいるかという背景について書きたいと思います。 物価高と住宅危機 (とくに海外経験のない)日本の人が「海外の方が給料が高くて稼げる」(世界的にアメリカの一部の業界の給料が突出している)という時、いつも「日本の物価を基に考えてますよ
前回、世界的に一人旅(solo trip)が増えていると書きましたが、その理由のひとつに、とくに先進国では独身の人が増えていることが考えられます。 アメリカ アメリカを見てみると、2021年時点で、40歳の25%が「一度も結婚したことがない」ということで、2010年時の20%に比べ、10ポイント上昇しています。なお、こ
今回は、前々回に紹介したアンケート調査で、インドで挙げられた「わかりにくくてミスコミュニケーションを起こしやすいjargonワースト5」を紹介したいと思います。というのは、下記の表現は、アメリカのビジネスシーンで非常によく使われる表現なのです。 1. Keep me in the loop2. Take offline
前回は、英語圏の職場でよく使われるわかりにくい英語表現を取り上げました。今回は、同じアンケート調査で挙げられた「アメリカでもっともよく使われるjargon」のうちから、職場に限らず、日ごろからよく使われるものを紹介したいと思います。これらの表現も「誤解を生まないために使わない方がいい」という意見は多いので、一般的な表現
今年最後の掲載は、これで本シリーズが、最後となることを祈願し、コロナ関連で締めくくりたいと思います。 最近、アメリカのメディアでよく聞かれるのが”tripledemic”という言葉です。”Triple”(3重の)と”pandemic”をくっつけた造語で、””(quotation marks)がついていることが多いです。
前回、英語圏のZ世代の間では、 👍(thumbs up)が「失礼」「受動攻撃的(passive aggressive)」と捉えられると書きました。 この”passive aggressive”というのは、直接、不満や怒り、攻撃性を相手に示すのではなく、表面的にはやわらかい物腰で、暗に怒りや抵抗を表現して相手を攻撃するこ
最近、アメリカでよく聞かれる表現に”quiet quitting”があります。元々は10年以上前に生まれた言葉なのですが、最近、TikTokで流行り、ミレニアム世代を中心にソーシャルメディアを通じて世界に広がりました。 一見、「Quiet quittingって、黙って仕事を辞めること?」と思う人は多いようで、日本語でも
“Cancel Culture”も、英語メディアに接している人であれば、聞いたことがあると思います。アメリカでは、ちょうどMeToo運動(MeToo Movement)が盛んになった2017年ころから、よく聞かれるようになりました。 元々は、人種・性差別的発言を”call out”(公に批判)することから、”Call-