Global Career Guide
先週月曜(2月3日)からコタキナバルの街の人混みや滞在しているビルのプールの混み具合がマシになった(春節の前に戻った)と思っていたら、マレーシアの春節の祝日は28日と29日だけだったそうです。31日金曜に有休を取って(ウソをついて病欠の人も)5連休だった人たちが月曜に職場に戻ったようです。(華人経営の商店には2週間休業
アジア各国は、シンガポールのメディアが”The World’s Largest Human Migration”(人類最大の大移動)と呼ぶ春節(Spring Festival, CNY)の真っ只中です。 日本のメディアは、なぜかいつも「〇日春節開始」と騒ぎ立てますが、春節の大移動は、遅くても、その(元旦の)数日前、早い
私は、通常、訪れたことのない国のことは書かないのですが、前回の日陽里さんが暮らすタジキスタンが、どんなところなのか、簡単にまとめておきます。 タジク人の国 タジキスタン(Republic of Tajikistan)は、キルギスの南、ウズベキスタンの南東、アフガニスタンの北、中国の西に位置し、この4国と国境を接する内陸
昨夏、訪れた中央アジアの3ヵ国が気に入ったので、また今夏も訪れたのですが、今回は留学の話です。 「えっ、キルギスに留学?!」と思う人もいるかも知れませんが、キルギス(Kyrgyzstan)は、日本から、ロシア語学習の留学先として人気です。ロシアより物価は安いし、親日です。とくにウクライナ侵攻以降は、日本人に限らず、ロシ
私は2023年12月にスリランカに1ヵ月間滞在した後、翌年1月にモルディブへ行ったのですが、成田発のスリランカ航空便には、モルディブに向かう多くの日本人が搭乗していました。モルディブには、日本から直通便がなく、スリランカ航空であればコロンボで乗り継ぐことになります。 羽田発北京乗り継ぎの中国東方(China Easte
「スリランカなんて、私には関係ない」と思っている人も多いでしょう。が、日本との関係については、以前、書きましたし、日本は、今後も(対外債務の10%を所有する)債権国としてスリランカの債務再編に関わらざるを得ません。さらに、経済危機で海外への出稼ぎを余儀なくされ、日本で働くスリランカ人は増える一方です。 私は、12月にス
私は、2022年にスリランカに1ヵ月滞在した際、非常に気に入ったので、昨年12月に、また1ヵ月滞在しました。経済危機の影響で物価はさらに高騰していましたが、通貨の暴落により、米ドル換算では物価感は一年前と、さほど変わっていません。しかし、地元民にとっては、物価高騰は日々の生活に重くのしかかっており、首都コロンボに限らず
アジアの話は、まだ続くのですが、いったん中断して、久々の英語表現シリーズでタイムリーな話題を取り上げたいと思います。 先月、行なわれたアカデミー賞の授賞式に関し、アメリカでSNSを中心に受賞者の態度を批判する投稿が相次ぎ、日本でも(一部で?)話題となりました。何本ものハリウッド映画に出演している日本人俳優も、自身の体験
前回、東南アジアでは、海外に一番留学生を送り出しているのがベトナムで、それも日本がトップの留学先であることを書きました。もちろん、皆さんも、日本国内で増えているのがベトナム人留学生だけではないことは知っているでしょう。 増えるベトナム人在留者 在留外国人総数は、昨年末時点で、過去最高の340万人に達しました。国籍別では
先月、英語圏で留学生の受け入れを制限する国が相次いでいることを書きましたが、それとは逆に、留学生招致でしのぎを削っているのが、日本を含む東アジア諸国です。 留学生招致合戦を繰り広げる東アジア 2019年に31万人だった在日留学生は、コロナの影響で2022年には23万人に減少したのですが、日本政府は、2033年までに40