Global Career Guide

【Daijob.com独自調査】語学力を超えた背景理解を含む「コミュニケーション力」の深さにカギ
Daijob.com登録者のグローバルな環境(会社に外国籍の社員がいる、複数国での事業展開を実施している)で働く人材を対象に、職場に対する意識調査を行いました。
現在、公開中のレポート第一弾からの続きをお届けします。
【本調査対象者の属性詳細1】



今回の調査で最も大きな差が開いたのは、「円滑なコミュニケーションがとれているか」に対する質問でした。「(非常に・少し)とれている」を合計すると、「日本在住者:69%」「海外在住者:91%」となりました。グローバルビジネスの現場では、お互いの文化的な背景も意識しながら、頻繁にコミュニケーションをとることがスムーズな業務進行になると考える人が多いようです。

職場での交流については、滞在場所によって大きな差が開き、日本ではフレンドシップよりも、組織やチームの一員としての役割を重要視するメンバーシップの社風が多いためと推測します。

働きたい場所については在住場所を問わず、約8割が日本での勤務を希望しており、就労先として日本の人気の高さが伺えます。

日本での就労を希望する人に人気の勤務地は、群を抜いて「東京:36%」が多い結果でした。旅行や短期滞在などで日本を訪れた経験から、勤務地を選んでいる人が多かったです。海外での就労を希望する人数は少なかったものの、実際に現地での滞在経験を経た後に、働く場所として選んでいる人が多いようです。
▼日本で働きたい理由
・東京:とてもきれいで住みやすい都市なので(パキスタン国籍)
・東京、京都:日本を最近訪れて、東京か京都で働きたいと思いました(セルビア国籍)
・金沢(石川):妻と私が、街の雰囲気や生活のペースをとても気に入ったからです(アメリカ国籍)
・兵庫:住んだことがあり、日本の他の地域と比べて、とても受け入れられているように感じた(アメリカ国籍)
・福岡:年間を通して暖かい場所で過ごすのが好きなため、調べてみると福岡でした(ジンバブエ国籍)
・日本国内であれば、どこでも良い:北海道と東京で働いたことがあるため、地方以外であれば、どこでも良い(シンガポール国籍)
▼海外で働きたい理由
・ベトナム:生活しやすいため(日本国籍)
・マレーシア:発展している場所でこのまま勤務を続けたい(日本国籍)
「異なる文化背景を持つ同僚と初めて働く人からアドバイスを求められた場合、どんなことを伝えますか?」という質問には、以下のようなコメントが集まりました。これまでの回答結果にも多くあげられていたように、お互いに交流し合う重要性や、異なる部分と共通している部分を理解し合うことも、多くあげられていました。


ヒューマングローバルタレント株式会社 代表取締役 / 一般社団法人外国人雇用協議会 理事 横川 友樹
今回の調査では、グローバル人材の職場満足度に大きな影響を与える要素として「コミュニケーションの質」と「キャリア成長の機会」が重視されていることが明らかになりました。日本企業においては、多様な価値観を尊重し、心理的安全性を確保する職場づくりが求められます。特に、異文化間での円滑なコミュニケーション体制や、キャリア形成の支援は、優秀な人材が長期的に日本で活躍するための基盤となります。当社としても、今回の結果を踏まえ、日本企業が国際競争力を高めるための支援を強化し、グローバル人材が選び続ける日本の未来づくりに貢献してまいります。
<プロフィール>2007年に早稲田大学スポーツ科学部卒業。株式会社ベイカレント・コンサルティングにてビジネスプロデューサー職を担当後、2010年よりヒューマングローバルタレント株式会社にて勤務。メディア営業部、事業推進室、人材紹介部にて営業・マーケティング業務を経て、2020年より現職。グローバル人材の採用において、1,200社以上に携わってきた経験を活かし、当社主催イベントをはじめ、経済産業省、厚生労働省が後援するビジネスサミットに多数登壇するなど、グローバル人材の転職市場に深い知見を持っています。
【本調査の概要】————————————————————————————————
【期間】2025年6月16日~2025年6月22日
【機関】ヒューマングローバルタレント株式会社
【対象】Daijob.com登録者で、就業中の(直近まで就業していた)会社が、グローバルな職場(多国籍の社員がいる、複数国での事業展開など)で働いている人材
【人数】183年
【方法】Web入力フォームによる回収————————————————————————–
【本調査対象者の属性詳細2】
