Global Career Guide
つい先日のこと、某大手銀行が成果主義によるボーナス制度を発表しました。その内容は、5 年目以上の行員を対象に、毎月 3 万円を強制的に積み立てさせ、成果に応じて積立金を再配分するというもの。つまり、成果が上がれば他人の積立金からもボーナスがもらえるわけですが、成果が上がらなかった場合には、積立金は戻ってこないので、実質
( 前回の続き )新しい会社のボスである M 氏の PC 画面には、私が前の会社で一緒にやっていた K くんのレジュメが表示されていました。 「このレジュメからすると、タカシと一緒にやっていたこともあるようだね。どんな人かな ?」 どんな人って、私の下にいたんだから、優秀なスタッフに決まっているじゃねぇか …… タカシ
「今日よりや書付消さん笠の露」 な、なんだ、いきなり俳句かよ…と思われたかもしれません。これはかの有名な、松尾芭蕉『奥の細道』( 曾良との別れの巻 ) に出てくる俳句です。 『奥の細道』というのは、芭蕉が旅を通して感じたことをまとめたもので、まぁ旅行日記みたいなもんです。( 正確には「紀行文」といいます )
「よーーし、頑張っていってみよー !」 今日は転職先への初出社の日です。昨日までの 2 日間は入社オリエンテーションを受けていましたので、厳密に言うと「 3 日目」ということになるのですが、まぁ今日が初日みたいなもんでしょう。実は入社初日にあたり、「これだけは守ろう !」と心に誓っていることがあります。それは、「郷に入
みなさん、本当に突然なのですが、9 月末日をもって今の会社を退職し、新しい会社に転職することにしました。「えらい急な話やな ……」と思われるかもしれません。その企業にアプローチを開始したのが 7 月頃で、決まったのが 8 月初旬。お盆前には今の会社の上司に話をしましたから、まぁ急と言えば急な話です。 以前にもお話したの
( 前回の続き )いよいよ、研修当日がやってきました。わが社の研修センターは、勝どきにあります。3 年ぐらい前に「トリトン・スクエア」なんてのができて最近は栄えてきましたが、わが社の研修センターができた 5 年前の勝どきは、ランチの場所にも困るほど、オフィスというには似つかわしくない場所でした。それが今や、駅前には超高
( 前回の続き )アクション・ラーニング形式のトレーニングを企画し、全社に募集をしてみたものの、1 週間たっても応募者が 2 名しかいません。私は知り合いのスタッフ S くんに尋ねてみました。 私 「『New Training – Action Learning -』っていうメール、見てくれたかな ?」 S
3 ヶ月ぐらい前のこと。当社の人事部から私のところに、次のようなメールが来ました。 「Takashi, Our board members decided you would be commissioned to “Training Planner”…」( 当社の役員会は、あなたを
一般に、外資系企業の給料は、日系企業より「高い」という印象があると思います。私自身も、このことは否定しません。実際に、前職である銀行員時代の同僚と比較しても、年収ベースで数百万円の差があると思います。 「数百万円の差~ ? ホントはもっともらってるんでしょ~、ネェ~。倍ぐらい ?」などと、よく言われるのですが、そんなに
モノであれサービスであれ、企業が扱っている製品には「価格」がついています。企業は消費者に製品を販売することによって利益を上げているわけですから、当たり前のことですが、「売れば儲かる」形式にしておかなければなりません。ですから、価格というのは一般的には以下の式で表されます。 価格 = 作るためのコスト ( 材料費・労務費