Global Career Guide
「あつかましい」といえば、マンションを借りた際の大家さん側の不動産業者。英語が話せない華人でしたが(マレー語もあまりできない)、クライアントにはイギリス人もいました。 英語で意思の疎通が図れないので、物件を見せる際には、彼女は通訳代わりに私が使っていた業者を同伴していました。その物件が見たくて、私もついて行ったのですが
マレーシアでも、まったく英語がしゃべれない人にしろ、コテコテのManglishの人にしろ、英語が話せないことやブロークンなことに対し謝るのを聞いたことはないです。(マレー語を話せない私が悪いわけで…汗) 前にも書いたように、借りているマンションの大家さんは英語はうまく、対ネイティブと同じスピード、言い回しを使って普通に
前回のイギリス人に向けたインド元首相のスピーチ–「我々はちゃんと英語をしゃべっている。Hinglishのどこが悪い!」さすがインド人!すばらしい開き直り!それどころか「英語を豊かにしてやったではないか」と恩まで着せる。(笑) 日本人に欠けているのは、まさにこの開き直り、あつかましさです。(一部の関西人を除く
前々回、在米パキスタン人の知人が訛りのために「アメリカ人に言っていることをわかってもらえない」という話をしましたが、インドを含む南アジアの訛りに苦戦する人は多いです。(在米の南アジア系の訛りがわからなければ、本場の訛りは絶対に無理!) 10年ほど前、アメリカ企業が競ってコールセンターを海外に移した際、アウトソース先の大
さて、世界各地で話される多様な英語、World Englishesは、今後、どうなるのか? 二つのシナリオが描かれています。シナリオ1は、相互に理解不可能な複数の形、つまり多数の「言語」にバラバラに枝分かれするというもの–英語は各地の言語に合うように改変され(adapt)、英語のルールなんて知ったことか(n
前回、出てきたシンガポールの大臣ですが、アメリカの大学に留学した際、英語でレポートや卒論を書くのは、まったく問題なかったものの、話し言葉では、そうは行かなかったそうです。英語を話しているのに、周りには外国語を話していると思われたと。訛りのせいではなく(いや、訛りのせいもあると思う)、しゃべっていると無意識のうちに中国語
前回、紹介したManglish。「こんな英語もありなんだ!」と勇気をもらう日本人も少なくないようです。 マレーシア在住の日本人の日本語ブログに、マレーシア人がManglishでコメントして、日本人が間違った英語で返信していたりします。英語ネイティブとやりとりするよりも、気楽に英語でコミュニケーションができるようです。
さて、マレーシアで日常、話されているManglish。中国語やマレー語の影響を受けており、西マレーシアで話されているManglishは、シンガポールのSinglishとほぼ同じです。マレーシアでは、シンガポールのように政府がSinglishの使用をやめさせようと「標準英語キャンペーン」を展開するようなことはありませんが
(英語よりも)マレー語推進派には「日本は英語ができなくても経済大国になったではないか」という人もいたそうです。ただ、日本がマレーシアと大きく違う点は、人口が1億人以上の日本には大きな国内市場があったため、大半の日本人は日本語だけで稼いでこれた点でしょう。マレーシアの人口は3000万人で、今後も増え続けると予測されている
マレーシアは、16世紀にポルトガル、17世紀にオランダの植民地となった後、19世紀にイギリスの植民地となりました。(アヘン戦争に敗れ困窮した)中国や(英領であった)インドからの移民の多くは、英植民地政策の下、ゴム農園や鉱山での労働力として流入しました。 キリスト教布教を目的としたミッションスクールは、英統治時代以前から
大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。訪問した国は70ヵ国以上。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など30冊。