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タカシの外資系物語

シンガポール出張顛末記(その2)2016.11.01

○○国は、和名が超・ロマンティック!


(前回の続き)転職後、初の海外出張。海外に行くのが 6年ぶり だったのに加え、そもそも海外出張が大の苦手だったタカシは、行くか行くまいか、超・悩みまくり・・・(って、外資系企業に20年以上勤務しているとは思えんが・・・(T-T))。結局、行き先がある国だということで、重い腰を上げることになりました。さて、その国とは・・・?!

 

・・・って言うか、タイトルに国名が思いっきり出てるし!その国というのは、シンガポールのこと。では、ここで問題です!!日本にとって馴染みの深い、主な国については、漢字表記の和名が存在します。アメリカなら 米、イギリスなら 英、フランスなら 仏、・・・ですよね。では、シンガポールは何でしょうか? 

答えは、星

です。国名全体では、星嘉坡という字を当てるようです。ですから、シンガポールに行くことを、訪星、来星、とか言ったりするわけですねぇ。星って、あんた・・・、わしゃ、ジェダイの騎士か!それにしても、ロマンティックなことこの上ない、なんか夢があるじゃあーりませんか!!(新嘉坡 という当て字を使うこともありますが、これでは夢がないので、われわれは星嘉坡としましょう!)

 

シンガポールは和名表記が星だから、超ロマンティック、だから出張することに決めた・・・というわけではありません。海外出張 超久しぶりの “リハビリ” において、再開の第一弾が、欧米・中国・インド等ではなく、シンガポールというのがベストな理由、それは、海外から来る渡航者にとって、優しい国だからです。

 

楽ちんな国No.1 の○○国!!


“優しい” というのは、様々な意味を包含しています。街はきれいで、犯罪も少なく、利便性も高い!国際色が豊かで、母国語としての英語はもちろんのこと、日本語も通じる!!そして何よりも、国民が優しくて、笑顔が絶えない!!! (って、わしゃ、シンガポールの観光大使かっ!)

 

もちろん、その裏では、第二次大戦後、リーダーのリー・クアン・ユー首相による緻密な国家建設プランのベースとなった、非常に厳しい法律(例えば、道にごみを捨てるだけで重犯罪になる)があることを忘れてはならないでしょう。しかし、高度に統制された制度やインフラが、国民のレベルを世界に押し上げ、その結果、世界有数の競争力を誇る国家となったことについては、途上国が先進国に変貌していくモデルケースとして、非常に高い評価を得ていることは事実です。

 

実際に、空港に着いてからホテルに行くまでの間も、ほとんどストレスがない。日本と同じとは言いませんが、それに近いリラックス感があります。一方、これは私だけかもしれませんが、欧米では、こうはいきません。なんか、常にビクビクしていて、緊張感が漂っている。チップが少ないと、怒られるんじゃないかと、サービスを受けるたびに、相手の顔色をうかがっている自分が情けない・・・(T-T)

 

上記に加え、日本から7時間程度という距離も、いい感じ。10時間超えると時差ボケの心配がありますが、時差1時間のシンガポールの場合、それもない。シンガポール航空のサービスも抜群だし。ま、ビジネスパーソンにとっても、旅行者にとっても、シンガポールは非常に楽ちんな国だといえるのではないでしょうか。

 

出張の機内はやっぱり、映画っしょ!!!

 
今回のシンガポール出張、フライトは羽田空港からでした。私は横浜に住んでいるので、これもうれしい部分です。成田空港の場合も、なんか “海外に行くぞー!感” があって、それなりに胸躍るわけですが、気弱な私の場合、千葉の四街道を過ぎたあたりから、お腹が超・痛くなってきます・・・(どんだけ、チキンやねん!)

 

さて着きましたよ、羽田空港国際ターミナル。ここ数年、相当数の国内出張をこなしてきましたので、羽田空港には、かれこれ少なくとも100回以上来ていると思います。しかし、国際ターミナルは初めて!どんだけ、きれいやねん!!いやぁ、テンション上がりますねぇ・・・。

 

機内では、『奇蹟がくれた数式』という映画を観ました。これって、インド人の天才数学者ラマヌジャンの生涯を描いたもので、かねてから観たいと思っていたものですから、超ラッキー!以前、このコラムにも書いたエピソードもそのまま出てきて、非常に感動しました。

 

簡単にストーリーを紹介すると・・・(日本では絶賛公開中なので、超ざっくり話すと・・・)、インド人のラマヌジャンは、数学を独学で学び、その才能が評価されて英・オックスフォードに招聘されます。驚異的なペースで重要な公式や定理を発見するラマヌジャンに対し、数学的な “証明” がないために、反発する教授会の面々。心身ともに疲れ果てたラマヌジャンは、人と会うことを拒み、やがて結核を患うことになります・・・つうことで、インド人の “数学的直観” vs 欧米流 “標準ルール” の対峙、がこの映画のテーマです。

 

ルールに縛られて、才能を殺していく様は、現代社会へのアンチテーゼとして描かれているわけですが、一方で、社会に認知させていくプロセスにおいては、万人が理解できる表現方法を使うべき、という点も理解できます。非常に考えさせられる映画でして、みなさんも是非、ご覧になってください(過去のコラム 『インド人CEOが続出する理由』 参照のこと)。

 

余談ですが、時間的には、もう1本観ることができる。どれにしようかな・・・、と悩んだところ、横山秀夫原作、佐藤浩市主演の『64』があるじゃあーりませんか!これだ!と思ったところ、どうも前編・後編の2部構成のようで、まとめて帰りに観た方がいいかな、とペンディング。結果、『オオカミ少女と黒王子』を観ることにしました。で、感動・・・(T-T)って、女子高生か、わしはーーーーーーーっ! ということで、次回ようやく、シンガポール出張の本編に入っていきます。乞うご期待!

(次回続く)

 

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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