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タカシの外資系物語

はじめてのGlobal Head Hunting !(その2)2015.05.26

タカシ、機内での着信に、ビビる?!

 

(前回の続き) ハードな出張を終え、帰路に着くタカシ。飛行機に乗り込んで、心地よい眠りに落ち始めた・・・ちょうどそのとき、突然のチャットがiPhoneに! 数千メートル上空で、一体誰が?!

 

まさか、テロリストの仕業?! 元CIAのタカシ(って、ウソつけ!)を襲う、犯人からのありえない要求とは?! 圧倒的なスリルとサスペンスに酔いしれてください!!

 

・・・って、イマドキの飛行機って、Wi-Fi 入っているんで、機内でメールやチャット受信しても全くおかしくない。大騒ぎするほどの話かっ! 

 

ただ、ですね・・・、いきなり機内で見知らぬ人から、英語のチャットが入ると、結構ビビります。思わず、周囲をキョロキョロ見ちゃいましたもん、私・・・

 

そのときのやり取り、かなり面白いんで、ほぼoriginalのママ、全文を御紹介しますね!

 

相手(Adaさん というらしい・・・) 「Hi Takashi-san, I’m Ada and would like to call you now」

私 「Hi Ada-san, but who ?」 ・・・ ①

Ada 「I’m from XXX international (Adaさんが所属する会社名です) and would like to call you now. It’s for career opportunity discussion and will last for 5 minutes.」

私 「Sorry, I’m on fright now. I can talk after 1 hour」 ・・・ ②

Ada 「Could it be 1.5 hours later ?」

私 「OK」

 

【解説】

① 「Adaさん、こんにちは! ところで・・・、誰?」 というのは、会話的におかしい

②    間違い2つ fright → flight、 after 1 hour → 1 hour later。 ま、通じればいいか・・・ってとこですが、チャットって文字として残るので、後から見ると赤面モノです・・・

 

・・・ということで、羽田に戻って、午後8時に電話で話すことになりました。残りの時間、機内で寝たかったのですが・・・、ドキドキして眠れんわーーーっ!(T-T)

 

超過酷な環境で、外国人と電話・・・

 

「ないっ、ないっ・・・ 落ち着いて電話できる場所がないよーーー!(T-T)(T-T)」

 

実は私、英語の電話が大の苦手なのです。対面なら、筆談やジェスチャーなどでナントカする(というか、ごまかす)自信があるのですが、電話ではそうはいきません。英語でコミュニケーションするしかないのです! 

 

だから、普段の私は、電話会議の際は、密閉された会議室でやります。自宅なら、正座してやります。それぐらい、気合を入れないと、話せないし、聴き取れない! TOEICのリスニングなんざ、隣の人がくしゃみしただけで、その先の2問ぐらい意識が飛びます(チキンか、わしは!)。

 

Adaさんとの電話を控え、静かな場所を探し回ったものの、全く見つかりません。ま、羽田空港ですからね、どこに行っても、人だらけだし、仕方ないのですが・・・

 

さて、そろそろ約束の時間です。この際、多少の混雑は我慢しなければなりません。羽田で正座できる場所を! などと考えた私がバカでした・・・(T-T)

 

とりあえず、どこか座れる場所に落ち着かねば・・・ ということで、京急羽田駅そばの タリーズ に入ることにしました。「ああ、あそこね!」 ご存知の方はわかると思うのですが、かなりの小規模店舗でして、オープンエア・・・と言えばカッコいいのですが、要は客席・テーブルの大半は、通路にはみ出ています。

 

「密閉された会議室」「正座して落ち着いて」・・・ という希望からすると、かなり過酷な条件となりますが、仕方ありません。男タカシ、やってやろーじゃ、あーりませんかっ!(と、外資系企業の役員クラスとは思えないチキンぶりを遺憾なく発揮する・・・)

 

私は 豆乳ラテ と アイスクリーム をオーダーして、テーブルに腰をかけました。「アイスクリーム、って・・・」 と思ったみなさん、疲労には糖分が一番! 実は、タリーズはアイスクリームがあるので好きなんです・・・。

 

私の隣には、ファンキーなカップルが、ダルそうにスマホをいじっています。もう一方の隣は、ものすごいデカいヘッドフォンをした兄ちゃんが、大音量の音楽に合わせて、クビを前後に動かしながら、体をくねらせています。ニワトリか、君は・・・。 

 

音楽は、聴き覚えのある、エレクトリック・ダンス系。ZEDDあたりかな・・・、伸びのある女性ボーカルです。ZEDDの新作 『True Colors』、良かったですねーー。この人がfeat.する女性ボーカルって、はずれ がない! 女性活躍推進の鏡みたいなミュージシャンですな。

 

それにしても、隣のZEDD兄ちゃん、ヘッドフォンしてるとは思えないほど、音が外部に漏れています。どれだけデカイ音で聴いてんねん! 難聴になるぞーーーーーっ! それよりも、これから重要な英語の電話するのに、うるさいぞーーーーーーーっ!!

 

ブルッ! ブルッ! (携帯のバイブレーション) お! Adaさんからの電話です!!

 

タカシが大好物のアイスを食べなかった理由とは?!

 

「Hi, Takashi ! I’m Ada」

「Hi, Ada –san !」

 

心の準備も不十分なうちに、会話開始! Adaさんはホンコンから電話をかけているようで、中国語なまりの英語を話します。想像以上に、聴き取れる! 私も、スムーズに単語が出てきます! こりゃいけるかも?!

 

・・・と、隣に座っていた ファンキーなカップル が、英語を話している私に気付いて、何やらヒソヒソと話し始めました。

 

ファンキー♂ 「おい、英語しゃべってるし! マジ、すげーー!」

ファンキー♀ 「ホント・・・ でもなんか、アタフタしてない?(語尾上げ)、この人・・・」

ファンキー♂ 「英語しゃべってんだから、アタフタぐらい、すんじゃね?(語尾超上げ)」

ファンキー♀ 「でもさ、見てみ。余裕ぶっこいて、アイス買ったのに、一口も食べずに、全部溶けてるし・・・アハハ やっぱ、アタフタしてんじゃない?(語尾めっちゃ上げ)」

 

やかましわーーーーーーーーーーーーーーっ! 気になって、Adaさんの言ってること、わからんようになったわーーーーーーーーーーーーーーっ!! 指摘通り、アイスも溶けてもうたわーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!! 確かに、一口も食べとらん・・・ (T-T)(T-T)(T-T)

 

【Adaさんとの会話でわかったこと】

 

(1)   外資系金融機関の日本法人で CIO ポストを探しており、タカシが適任だと思われるので、推薦したい

 

(2)   もし興味があるなら、2日後にXXX internationalのCEOであるDianaが東京に行くので、面談してほしい

 

「OK ! Thank you, Bye ・・・」 私はDianaとの面談をOKし、電話を切りました・・・

 

(次回続く)

 

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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