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タカシの外資系物語

Wonderful Start to 2013 with ENGLISH!(その1)2013.01.08

    タカシ、正月恒例の “こだわり” とは?

    みなさん、新年明けましておめでとうございます! 今年も、タカシの外資系物語をよろしくお願いします!! 

     さて、みなさんは正月恒例の行事というか、“こだわり” のようなものがありますか? 初詣とかは普通に行くとして・・・ 私の場合は、まず、「箱根駅伝の応援」 というのがあります。奥さんの実家が湘南の辻堂というのもあって、帰省のついでに、ここ10年ほど、欠かさず応援に出かけるようにしています。今年の往路は風が強く、選手のみなさんも大変そうでした・・・(ともあれ、日体大のみなさん、優勝おめでとうございます!) 

      

     これ以外に、私のこだわりとして、「元旦の新聞を読み込む」というのがあります。通常配達される日経新聞はもちろんのこと、朝日・読売・毎日・産経・・・ と主要全国紙に加え、ローカルの神奈川新聞も。元旦版のボリュームはハンパではないので、全てに目を通すと、ほぼ1日かかる。でも、やる! これは、かれこれ15年以上続いている習慣です。 
     実はこれ、外資に転職した際に、アメリカ人の同僚から教えてもらった習慣なんです。アメリカでも、結構こういうことをしている人は多いらしく、その後も何人かのアメリカ人同僚から、同じ話を聞きました。同僚いわく、「New Year’s Day(元旦)の新聞、特に editorial(社説)を見ると、この1年に起こりそうなことがだいたいわかる・・・」 とのこと。ま、確かにそうなんですよね。リアルタイムという意味では、いまやネットの方に軍配が上がりますが、ネットの情報は依然として玉石混交なので、信頼できない。私自身が オヤジ のせいもあるのですが、新聞の方がはるかに信頼できる・・・ 


     で、今年の記事を見てみると・・・ 安部新政権、オバマ二期目、北朝鮮といった政治・外交に加え、TPPや電機業界の行く末などの経済問題等、わかっているようでわかっていない課題について、的確に頭の整理ができました。みなさんも是非お試しください。 


    上記のような時事問題に加え、「グローバル人材」「社内英語公用語化」というテーマも、各紙が元旦の紙面で、大なり小なり取り上げています。やっぱり今年も 英語 か・・・(T-T) なんか、グッタリしますが、仕方ない。ということで、今年1回目のコラムでは、この 英語 を再度取り上げてみたいと思います。 

    英語に関する “焦り”

     各紙の社説、英語についての書きっぷりは様々なのですが、言っていることはほぼ同じ。「今後ますます、“グローバル化” “多様性” が広がる中、“英語” は必須となる・・・」 これ自体、私も否定はしない。みなさんも同感だと思います。 
     しかし、実態はどうでしょう? “グローバル化” “多様性” に対応するために、やっていることはいえば、電車内で英語のテキストを広げ、TOEICの演習問題をえっちらおっちら解いている。こんなんで、“グローバル化” “多様性” に対応できるのか? その一方で、若手の企業家が、世界を股にかけて活躍しているニュースがひっきりなしに入る。俺って、私って、本当にこのままでいいのだろうか? こんな焦燥感に取り付かれている人は、かなり多いのではないかと思います。 


     ここで一言。 ま、焦りなさんな・・・ 私も今年45歳になる 超・オヤジ ですが、同じ思いであることは間違いない。わが社でも、年が一回りぐらい違う若手が、オヤジ連中を突き上げてきていますからね。ウカウカしてられません。 
     ただ、オヤジにはオヤジのやり方というか、英語に関する “年の功” みたいなものがあるのも事実です。“英語ができなくても切り抜けられるコツ” と言ってもいいかもしれません。それを少しお話しましょう。 


     まず基本的な心構えとして、「英語はツールに過ぎない」ということ。これを忘れてはいけません。要は、グローバルの多様な人材と一緒に仕事をするために、万人に馴染みがある英語という言語を使いましょう、ということ。これだけの話です。ですから、極端な話をすれば、常時、通訳を雇える立場にある人ならば、それでいい。でも、大多数の人はそうもいかないから、コミュニケーションに必要な “最低限の英語” を身につけましょう、となるわけです。 
     肝心なことは、あくまでも 「その仕事を遂行する能力」 です。英語そのものではありません。自分の仕事をする能力のない人が、いかに英語を身につけようとも、たかが知れています。実際、私の周りにも、仕事はからっきしダメだが、英語だけできる人が結構います。しかし、そういう人の大半は、早晩消えていく。一部残る人も、外国人である上級役員のコバンザメみたいに生きていくのが関の山です。そんな生き方を、みなさんが目指しているわけではないでしょう。 

    自分の言いたいことは “5割” でOK ?!

     では次に、“最低限の英語” とは、どの程度のものなのか? この定義は難しいのですが、私の経験則でいうと、以下のような感じです。 


    ・ 相手(外国人)の言っていることが8割程度わかる 
    ・ 自分の言いたいことが5割程度、英語で言える 
    ・ TOEICでいえば、うーーーん・・・ 750点程度 


     「自分の言いたいことは、5割程度でいいのか?」 いいんです!(キッパリ) でも、“英語” で言う、ですよ。残りの5割は、ホワイトボードに書く、事前に準備したパワポの資料を見せる、同席している達人にすがる、身振り手振り、泣くわめく・・・ 要は、相手に伝わりさえすればいいのですから、“英語をきれいに話す” ということに、無理にこだわる必要はないのです。 


     一方、「相手の言っていることは8割の理解」が必要です。英語を話している相手に、ホワイトボードに書けだの、身振り手振りをしろだの、強要はできません。だから、ヒアリングはそれなりに重要です。結果、TOEICのスコアで言えば、750点程度。このレベルは目指したいところです。 


     言い方を変えると、TOEICで750点取れるまでは、つべこべ言わずに、死に物狂いで勉強しろ! ということなのです。それも、若ければ若い方がいい。20代なら、大学入試の余韻で、それなりの時間とお金をかければ、750点なら何とかなります。 


     「それが、何ともならんから、苦労しとるんじゃーーーーーーーーっ!」 というアナタ、それは、時間をかけていないか、お金をかけていないか、またはその両方か・・・ とにかく、何かが欠けているのです。語学は、数学や物理と違って、頭の良し悪しではありません。相応の根気(時間)とコツ(を習得するための投資=お金)がなければ、モノにはできません。まずは、このレベルに達すること、それが必須条件なのです。 


     では、TOEICが750点に達したとして、それ以降、どうすれば “グローバル化” “多様性” に対応できるのか? = 英語を使って、会社(外資系だけでなく日系も含む)で成功することができるのか? 
     それについては、次回お話することにいたしましょう。 


    (次回続く)

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    この記事の筆者

    奈良タカシ

    1968年7月 奈良県生まれ。

    大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

    みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
    出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
    結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

    書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
    奈良タカシ

    「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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