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タカシの外資系物語

万国共通の話題は映画と音楽2001.02.02

外資系企業に勤めていると、日本人の友だちから「普段、外国人とどんな話をしているの ?」とよく聞かれます。要するに外国人との世間話の話題についてです。


確かに相手が日本に来るのがはじめての場合には、浅草や鎌倉の神社仏閣に連れて行って、日本の歴史や伝統の話をすることが多いように思います。しかし外資系企業には、長期にわたり日本に滞在している外国人が多数います。彼らに対して、毎日毎日お寺の話をしているというわけにはいきません。


世間話の話題で一番多いのは、映画や音楽の話ではないかと思います。映画や音楽は万国共通ですから、会話は非常に盛り上がります。


「今度のディカプリオの新作はイマイチだったね」


「マドンナのニューアルバム聞いた ? もう最高よ !」


このような会話が、お昼や 3 時のミーティングルームにおいて展開されます。


幸いなことに、私は洋画も洋楽もけっこういけるほうなので、このような会話にも積極的に参加することができます。しかしなかには、外国人と話題を合わせるために、苦労している人たちもいます。それは年配の日本人管理職です。


「タカシ君、タカシ君。ちょっと質問があるんだけど」


「何ですか ? 部長」


「君、" じゃみろこわい "って知ってる ?」


「それって、" こわい " じゃなくて " クワイ " ですよ。


「" ジャミロクワイ "」


「そうそう、そのクワイっての。今度入ったリンダが熱烈なファンみたいなんだよね。どんな歌なの ? ちょっと歌ってみてよ」


「そんな無茶な……」


ここで、映画や音楽の話をする際のポイントをお教えしましょう。映画については、やはりヒット作は欠かせません。また最新洋画には、そのときの欧米文化のエッセンスが詰まっています。世間話のためだけでなく、外資系企業で働く上で必要な考えかたを知る、という意味でも有益だと思います。


次に音楽ですが、アメリカ人の場合は Billy Joel、イギリス人の場合は Queen、そして基本中の基本、Beatles。先ごろ発売された Beatles のベスト盤が、全世界で売れに売れているようですが、やはり彼らのサウンドは欧米人の心に染み付いているようです。


さて、例の部長がまたやってきました。


「タカシ君、Back Street Boys の新作聞いた ?」


「えっ ?」


「いや娘がファンでね、よく聞くとなかなかいいもんだね」


やはり映画と音楽は世代を問わず、万国共通のようですね。

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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