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タカシの外資系物語

出張時のホテル2000.09.22

多くの外資系企業の場合、頻繁に欧米本国からの出張者がやって来ます。私は金融部門に在籍していますが、金融のグローバル・ヘッドが来日するときなどは、よく成田までアテンドしに行ったりもします。


また、滞在中のホテルを手配することもあります。相手のランクにもよりますが、たいていは「ホテルオークラ」か「帝国ホテル」を予約します。本社の重役連中も、滞在中のホテルがどこなのかをけっこう気にしているらしく、忙しい業務の合間を縫って、「Okura ? Imperial ( 帝国ホテル )?」と聞いてきたります。


しかしこれらのホテル、確かにいいホテルだと思うのですが、なんといってもお値段が高い ! 特に費用を日本サイドが負担する場合には、貧乏性の私としては、気になって仕方がありません。私は残業で終電がなくなった場合に、よくサウナつきカプセルホテルに泊まるのですが、その 10 回分以上かかっているのですから。


一方、人によっては、オークラや帝国ホテルのような伝統的なホテルよりも、機能性重視のシティホテルの方を好む場合もあります。これは、重役でありながらも、顧客との折衝をバリバリとこなしているようなタイプの人や女性に多い嗜好です。駅やオフィスに近く、周辺にお店が多い。プレステージよりも現実性重視。私の場合もどちらかというと、こちらの好みに当てはまると思います (1 度くらいはオークラに泊まってみたいですが……)。


私が海外に出張する場合には、とにかく目的地 ( 現地の支社や顧客のオフィス ) に近いところに泊まります。ホテルの格式などはほとんど問題ではありません。これは「朝遅くまで寝ていられる」という条件を最優先しているにすぎないのですが……。


こういう話もあります。先日来日した、シカゴ事務所の重役。彼は夕方 4 時に成田に着いて、東京事務所に直行しました。「申し訳ないが、明日午後のフライトで戻らなければならない」。結局、その日は関係者一同、徹夜でミーティングをし、彼は翌日シカゴに戻って行きました。究極のホテルは「会社」。ワーカホリックな彼らにとっては、もっともくつろげる場所なのかもしれませんね。

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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