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タカシの外資系物語

ピザの恐怖2000.05.05

外国人は皆さんの予想どおり、ほとんど残業をしません。だからといって、仕事をしないわけではなく、業務時間中の仕事にかける集中力は、日本人には真似できないものがあります。その代わり日本人は、頼まれると仕方なく「自分の仕事以外の仕事」をすることがよくあります。外国人は、自分の仕事以外はまずしません。ですから、絶対的な仕事量は日本人のほうが多いような気がします。


そんな彼らも、残業をすることがあります。残業は珍しいものなので、“イベント”として楽しむのです。そのひとつが夜食です。必ずといっていいほど「宅配ピザ」を注文します。それも必ずラージサイズ。彼らの眼中には、スモールやミディアムは存在しないのです。そもそも日本のサイズは、アメリカよりもかなり小さいらしく、ラージであっても不満なようですが……。


さて彼らはそれをペロリと平らげるのかというと、実はそうではないのです。たいていの場合は、2 切れほど食べると、もういらないといいます。あまった分を残業している日本人に“おすそ分け”しろというのです。しかし日本人というのは、残業時にパクパクと何かを食べるよりは、早く帰って愛妻のつくる夕食を食べるほうを重視するため、「ラージサイズ ピザ」の大半は、独身である私の机の上に山積みされることになります。


残業は極力しない。もしそうするハメになったら“イベント”化することによって、仕事を徹底的に楽しむ。この姿勢は、学ぶべき点が多いと思います。残業というツライ状況を、楽しい雰囲気にするというのは、日本人にはない視点です。では、楽しくもないツライ残業を毎日繰り返している日本人とは、いったい何なんでしょうね ?

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この記事の筆者

奈良タカシ

1968年7月 奈良県生まれ。

大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。10年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。肩書きは、パートナー(役員クラス)。 昨年、うつ病にて半年の休職に至るも、奇跡の復活を遂げる。

みなさん、こんにちは ! 奈良タカシです。あさ出版より『外資流 ! 「タカシの外資系物語」』という本が出版されています。
出版のお話をいただいた当初は、ダイジョブのコラムを編集して掲載すればいいんだろう ・・・ などと安易に考えていたのですが、編集のご担当がそりゃもう厳しい方でして、「半分以上は書き下ろしじゃ ! 」なんて条件が出されたものですから、ヒィヒィ泣きながら(T-T)執筆していました。
結果的には、半分が書き下ろし、すでにコラムとして発表している残りの分についても、発表後にいただいた意見や質問を踏まえ、大幅に加筆・修正しています。 ま、そんな苦労 ( ? ) の甲斐あって、外資系企業に対する自分の考え方を体系化できたと満足しています。

書店にてお手にとっていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
奈良タカシ

「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。

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