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「こんなはずじゃなかった・・」海外就職 事前に知っておきたい5つの注意点2014.04.07

いざ海外就職。渡航の準備も済ませて準備万端。しかし、実際に海外での勤務を始めてみると予想もしなかったようなトラブルがつきものです。

 

ここでは海外就職において現地で感じるギャップや、事前にやっておけばよかった!という事例を紹介していきます。

 

言葉も生活習慣も文化も異なる海外での就職。そんな海外就職を成功させる秘訣を、実際の事例から探っていきましょう。

1.国民性の差?!現地の仕事スタイルのギャップにイライラ

日本人は働き過ぎとか、真面目だとかよく言われますが、現地の仕事スタイルを実際に体感するとこのギャップには驚かされます。まず最も多くの人が感じるのが時間感覚の差。朝の遅刻、納期などの期日の緩さ、メールの返信への遅さ、など日本よりもきっちりしている国はないといっても良いでしょう。加えて残業をすることも少なく、多くの人が定時で仕事を切り上げます。

 

もちろん企業にも人にもよりますし、業績を上げなければ無論評価にも影響します。仕事に対する態度や認識の差によってイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、独特の“ゆるさ”に耐えられない人には海外就職は難しいでしょう。

 

仕事において「やるべきことをやる」というスタンスだけ持って、人間性や文化の違いも楽しめるくらいの余裕が必要です。

1.国民性の差?!現地の仕事スタイルのギャップにイライラ
2.駐在員との格差に愕然?!現地採用は失敗?

憧れの海外勤務を夢見て、日系企業で現地採用をされたは良いものの、一緒に働く駐在員との格差に不満を抱いている人は多いものです。それは主に給料について。駐在員は日本の会社から辞令を受けて、一定期間その国に駐在をしています。

 

その場合、日本で勤務している給料よりも1.5~2倍程度多くもらっていることもあり、当然現地採用の社員よりも給料は高くなります。確かに、駐在員よりも現地採用社員の方が意欲的に働いていると感じることもあるかもしれませんが、彼らは一定期間でまた移動する場合も多く、自らにその選択権はない状況と言えます。どちらにもメリット・デメリットはありますが、給料格差があることは知っておくべきでしょう。

 

また、海外就職は仕事環境の変化という面だけではなく、生活環境の面もそれまでの日本のものとは一変します。また長期にわたり日本を離れることにもなるので、就職の手続き以外にも、社会制度などの手続き変更なども忘れずに行わなければなりません。
続いて、そのような生活環境や公的手続き等に関して注意したい事例を見ていきましょう。

3.現地の環境に合わなかった

言語の問題は努力して解決できるかもしれませんが、現地の食事や生活習慣などの環境の変化に適応するのが意外と難しいこともあるでしょう。また、たとえば東南アジア地方や中国などにおいては大気汚染の問題も、場合によっては深刻な問題になり得ます。

 

都心部に限ってですが、年中霧がかかっているように見えるほど大気汚染が酷い場所もあり、マスクをするなどで対策はできますが、敏感な人は体調を悪くしてしまい仕事に支障が出てしまう可能性もあります。食べ物や生活習慣の問題なども然りですが、可能であれば、海外就職を決める前にその地に出向き1週間程度滞在してみることをおすすめします。

4.出発前に公的手続きを行わなかった

日本を1年以上離れる場合には海外転出届けの提出が必要となりますが、諸々の出国準備でこの届け出を忘れてしまうケースがあります。海外転出届を提出して住民票を抜いておくことで、住民税、国民年金、国民健康保険の支払い義務が免除となりますが、これを忘れてしまうと支払い義務が継続されることになります。

 

また海外転出届の提出は代理人申請も可能ですが、やはり代理人の場合本人確認等の手間がかかるため出国前に済ませておくのがベストです。

 

ちなみに海外転職の場合に必要になるビザについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

4.出発前に公的手続きを行わなかった
5.日本で運転免許証の更新を忘れてしまった!

海外勤務になっても私たちは日本との関わりが途絶えるわけではありません。そのため日本とのやりとりにおいて運転免許証を身分証明書として使うケースが意外とあります。

 

たとえば、インターネットバンキングの口座開設は、海外にいても運転免許証があれば簡単に手続きを進めることができます。しかし、運転免許証の期限が切れてしまっていると日本とのやりとりでスムーズにいかないことが発生してしまいます。また帰国したときには有効期限が切れていたというのも困ります。

 

運転免許証の更新手続きは海外では行えませんので、渡航前には一度運転免許証の有効期限を確認するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?海外で働くことは、さまざまな違いを認識していても想定外の事態やトラブルが起こってくるものです。これらを参考に、事前に情報を集めてよく準備しておきましょう。

 

特に3の事例で見たように、現地の住環境などを含め、実際に希望する国や地域に事前に足を運んでみるということは大いに有意義です。「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、働きたい企業についてだけではなく、その国の幅広い情報を仕入れて海外就職を成功させてください!

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