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海外の企業求人情報のチェックポイント2014.01.30

海外への転職を考えて企業求人情報をチェックするにも、どんな項目に注目したら良いのか、よくわからないという人もいるのではないでしょうか。仕事内容や報酬などに目が行きがちですが、海外の求人情報だからこそ確認しておかなければならないポイントについて見てみましょう。

採用は現地か日本か?

海外の企業求人情報には、「海外に拠点を持つ現地法人での採用なのか」、「日本法人で日本国内の採用で海外勤務なのか」が記載されています。ここでは、海外の現地法人での採用を「現地採用」、日本法人が日本国内で採用し海外で勤務することを「日本採用」とします。

 

同じ海外企業で働くにしても、現地採用と日本採用では待遇も違ってくるので、このポイントは外せません。日本採用になると、海外駐在手当といったものがありますが、現地採用ではそのような手当はありません。日本採用の場合は、駐在となると一定期間で勤務先が異動になることもあります。現地採用では、住居などは基本的には自分で探すことになるでしょう。

 

また給与の支払い通貨も日本円で支払われるのか、現地通貨で支払われるのかの違いがあります。日本円の場合は為替レートの変動で収入が変わるので注意が必要です。このように現地採用なのか日本採用なのかでいろいろと違ってくるので、企業求人情報をしっかりチェックしましょう。

 

◆現地採用(海外の現地法人での採用)
 -労働条件は働く現地の国の条件(福利厚生の条件には注意)
 -基本的に転勤はあまりない
 -現地通貨での給与支払い

 

◆日本採用(日本法人採用で海外勤務)
 -労働条件は日本企業の条件(海外手当、住宅手当があることが多い)
 -一定期間で日本、あるいは他の国へ転勤することも多い
 -日本円での給与支払が多い(為替レートで上下する)

採用は現地か日本か?
雇用形態、契約期間はどうなっているのか?

海外の企業求人情報でつい見落としがちになるのが契約期間です。日本では、社員採用という言葉は、多くの場合正社員契約という意味で原則的に無期限での採用を意味しています。

 

しかし、海外の採用では、期間限定の雇用契約も多く、日本のような正社員とか非正規社員といった雇用形態の区別がないので求人情報をしっかりチェックする必要があります。求人情報を見てもよく分からない場合は、転職エージェントなどを利用して各国の雇用形態の通例を確かめたり、直接企業に問い合わせてもらっても良いでしょう。

気になる会社の雰囲気はどうやって知る?

企業求人情報で勤務条件や社風などをある程度知ることはできても、やはり実際の会社の雰囲気を知るには直接会社に訪問することが一番です。海外企業で働くのであれば、文化や風土も日本とは大きく異なりますので、その企業への興味関心が高まったら実際に現地へ行ってみることも検討した方が良いでしょう。

 

企業に直接、転職を考えているので会社を見学してみたいという旨を伝えれば、それだけ意欲のある人だと歓迎してくれることもあります。

 

ちなみに海外転職の場合に必要になるビザについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

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