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貿易関連企業へ転職するには?2013.11.06

貿易というと、大手企業や商社のようなところがメインでしたが、今は中小企業でも海外の企業との取引が多くなっています。またインターネットが広がったことで、海外の企業から直接取引を持ち掛けてくるようなことも起きています。このような時代では、貿易関連の仕事が重要になってきていますが、貿易業界に転職するにはどのようなスキルが必要になるのでしょうか。

英語よりも実務が重要

貿易関連企業への転職を考えるならば、英語ができるに越したことはないのですが、実務ではそれほど英会話が必要ではありません。それよりも、貿易関連では実際にモノが行き来するので、その間のさまざまな手続きを理解しているのかどうかが重要なポイントになります。

 

例えば荷受け、通関手続きや、それらを代行依頼する業者とのやりとりができるかどうかといったことです。これらの手続きは1日遅れると保管料がかかり、倉庫からの配送を再度手配するなど、お金も時間も無駄になってしまいます。そう考えると何も知識がないまま貿易関連企業への転職をするのは、かなりハードルが高いと言えるでしょう。

貿易実務検定は有利?

貿易実務を理解しているかどうかを判断する客観的な資格として、貿易実務検定があります。同様に、国家資格としての通関士もあります。貿易関係の転職には、それぞれの資格の内容が異なるので単純に比較はできません。

 

貿易実務全般を網羅しているのが貿易実務検定であり、通関のための書類手続きのチェックに必要な資格が通関士です。したがって通関業務を行う会社にとっては通関士の資格は持っていないと仕事になりませんが、輸出企業や輸入企業の場合、通関は業者に委託するので、業務全般を理解していることを示す貿易実務検定の方が転職に有利でしょう。

どのような業務に就きたいのか、どのような貿易関連企業に転職するのかをしっかり考えてから、どの資格を取得すべきか検討しましょう。

貿易実務検定は有利?
未経験でも転職できる?

最初に貿易業務に関しての知識や経験がないと転職は難しいと書きました。しかし、業務によっては未経験者でも貿易関連業務への転職は可能です。

 

例えば、海外と日本の市場を分析し商品企画するマーケティングや販促を行う業務では、貿易実務そのものには関わりません。そういった仕事であれば、貿易関連企業に転職することも可能でしょう。

 

どのような経験が貿易業務で活かせるのかを考えて転職先を選ぶようにしましょう。

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