中国語で仕事の世界を広げよう
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外国語が好きな方なら、将来その言葉を使って仕事がしてみたいと夢を抱く事もあるのではないでしょうか？
世界で英語の次に使用人口が多いと言われる中国語。中国語を母国語とする人口は国内外ともに多いので、中国語をマスターすれば仕事の舞台は大きく広がりそうですよね。

では、中国語の求人は実際どの程度あるのでしょうか？

まずは自分の生活を変えずに、国内で中国語を使った仕事を探したいあなた。貿易関連の会社の求人をまず思い浮かべますが、他にどのようなチャンスがあるのでしょうか？

近年、大幅に増えた中国人観光客をターゲットにしたサービス業（観光地のお土産屋さんやホテルなど）は比較的需要があると思われます。

また、中国や台湾などからの観光客の大きな目的として挙げられるのが「電化製品ツアー」。大型電化製品店やショールームでは、中国語を話せるボランティアがいて商品案内などをしています。

中国語ができるのであれば、こういった店舗での求人に有利に働くかもしれませんね。ただ、給料面で大きくプラスになるかと言うと、そうではないのが現状のようです。「仕事を通じて中国語のスキルアップができてラッキー」位に思っておいた方がいいでしょう。

次に、海外に飛び出て仕事を探したい場合はどうすればいいのでしょうか？中国語の求人が一番多いのは当然ながら中国や台湾です。現地で仕事をするわけですから中国語力は必須。求人の中には中国語力の証明（HSKなど）を要求されるものがありますので、早いうちに試験を受けて資格を取っておいた方が望ましいです。

求人の種類は多種多様です。製造業からサービス業まで、日本と関連のある企業であれば日本人を採用している事があります。

ただ、台湾や香港に関しては外国人就労ビザの発給条件がやや厳しいため、なかなか採用してもらえない事があるかもしれません。

中国語はビジネスツールに過ぎません。海外で求人を探すのであれば、仕事として何ができるのか、自分の強みをアピールできるように準備しておく事が大切です。これがビザが発給されるかどうかの大きなポイントになるのです。
もし可能であれば、現地の日系人材紹介会社を訪問してみるのもいいですね。求人の紹介のみならず、現地での実情も教えてくれるので為になります。

日本人である強みを生かし、学んできた中国語を駆使して日中のビジネスに貢献できる事は大きなやりがいにつながるでしょう。