グローバル転職NAVI
英語を使ったお仕事ってあこがれますよね?キャビンアテンダント・通訳・ホテルのフロントなど、英語を使うお仕事は、華やかな職場でグローバルに活躍するイメージを持たれることが多いです。今回はそのなかでも、特に人気が高い”外資系企業で働く”ことについてとりあげます。
「英語専攻や留学経験はないけれど、外資系で仕事をしたい!」こんな風に考えているかたはたくさんいます。けれども外資系企業のオフィスを見まわしてみると、帰国子女や留学経験者がごろごろ。彼らはTOEIC満点をひっさげて、ネイティブスピーカーとも互角にわたりあいます。
「TOEIC満点なんて百年かかっても無理!」心配ありません。実は外資系企業でも、英語があまり得意でない人も仕事をしています。彼らに共通するのは”英語以外の専門スキルを持っている”ということです。経理であれば会計のスキル、営業であればセールスのスキル、事務職であれば事務のスキルがあればいいのです。この中にはTOEICが500点台の人もいますし、そもそもTOEICを受けたことがないという猛者もいます。外資系企業で仕事をしたいとお考えの方は、まず「自分には英語以外にどんなスキルがあるのか?」ということをもう一度じっくり考えましょう。
ただしあまりにも英語力が低いと、今後その仕事を続けていく上でのフィールドが狭くなります。せっかく外資系企業で働いているのですから、ネイティブの人とコミュニケーションを取ったり、海外出張に行ったりしたいですよね。そのためには、最低でもTOEIC700点は欲しいところです。仕事で英語を使いたい場合は、まずは700点を目標にしましょう!
まずオフィスのおはなしをすると、一般的な日系企業と比べて、外資系は仕事をするための環境面が整っていることが多いです。パーテーションで区切られたデスクスペース、ソファが置かれたリラックスルーム、おしゃれなカフェテリアなどを思い浮かべるかたが多いでしょう。仕事を快適、効率的に進められるように、企業によってさまざまな空間が用意されています。英語がニガテだから理系に進んだのに、よりよい環境を求めて転職活動をしているうちに、気がついたら外資系企業で働いていた、なんていう人もいます。
では仕事で英語を使う頻度はどうでしょう。これはあなたのポジションによって大きく変わります。毎月のセールスレポートを本社に報告したり、新製品の性能について開発チームとWEBミーティングをしたり、輸出用の英文書類を作成したり、様々な場面で英語を使う機会があります。下手をすると朝から晩まで英語の会議に出席なんていうことも・・・。もちろんリスニングとスピーキングも重要ですが、一般的にはリーディングとライティングを求められる機会のほうが多いでしょう。
あなたが自らのスキルを高めるほど、仕事で活躍の場は広がっていきます。そのためにはただ英語を勉強するだけではなく、”これであれば他の人には負けないこと”を見つけましょう。
外資系企業が常に重視するのは「あなたが英語を話せるか?」ではなく「あなたが英語を使ってどんな仕事をできるのか?」なのです。