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有元美津世のGet Global!

非ネイティブの英語 ― 簡潔かつ明確に2019.04.16


 前回のフィリピンでの例ですが、”Do you take credit cards?” と肯定疑問文で聞いた場合に、”Yes/No”がなく、下記のようにタラタラと説明されることがよくありました。 

I’m sorry. Blah blah blah blah. All payments have to be in cash.

(すみません。何やらかんやら。お支払いは現金のみになっています。)

 

 We do not have a credit card processing machine. Blah blah blah blah.

(クレジットカードを処理する機械がありません。何やらかんやら。)

 

 We aren’t equipped to process credit cards. Blah blah blah blah.

(クレジットカードの処理機能を備えていません。何やらかんやら。) 

   英語に訛りがあると、しゃべればしゃべるほど、わかりにくくなったりします。タラタラ聞かされた挙句、「それで、結局、クレジットカードは使えるの、使えないのどっちなの?!」という感じる場合も…

「長文=丁寧」ではない


 日本人の場合、「相手に失礼にならないように」「長文=丁寧」というのを刷り込まれているので、同様に、口頭にしろ(メールを含む)文書にしろ、余計なことを冗長に説明しがちです。

    「簡潔=丁寧でない」ということはありません。大事なのは、「失礼にならない」よりも、意思の疎通です。

 上記のケースでは、相手が知りたいのは、「カードが使えるのか、使えないのか」ということ。それを伝えるためには、とりあえず「Yes/No」で答え、それを明確にした後で、下記のように説明を加える方が確実です。

Yes, we take credit cards.(はい、クレジットカードは使えます。)

Yes, we take VISA and MasterCard.(はい、VISAとMCは使えます。)

No, we don’t take credit cards.(いいえ、クレジットカードは使えません。)

No, we take only cash.(いいえ、現金のみとなっています。)

 他にも、いくつか例を挙げてみましょう。

問)Do you have a non-smoking room?(禁煙室はありますか?)

 

答)I’m sorry. All non-smoking rooms are fully booked. 

  (すみませんが、禁煙室は満室です。)

よりも

No,  we don’t. I’m sorry. Only smoking rooms are available.

  (いいえ、ありません。すみません、喫煙室しか残っていません。)

 

問)Can we take this train to Shinjuku? (この電車で新宿に行けますか?)

 

答)This train goes to Ueno. (この電車は上野に行きます。)

よりも、

   No, it doesn’t.  It goes to Ueno.  If you want to go to Shinjuku, you need to take…(いいえ、行きません。上野に行きます。新宿に行くには...)

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など多数。

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