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英語は7つの動詞でこんなに話せる(4)― Be動詞 2017.10.10


 新刊『英語は7つの動詞でこんなに話せる』では、Be, Get, Do, Have, Make, Take, Goの7つの基本動詞を取り上げ、ネイティブスピーカーが日常会話で使うフレーズを数々、紹介しています。

 まず、基本中の基本のBe動詞。”This is a pen”のように、中学の英語の授業で最初に習う動詞ですね。基本的に、行動ではなく、「~である、~にある」「~している状態」を表します。ほかの動詞に比べて平凡に見えますが、副詞や前置詞とともに使うことで、非常に多様な表現ができます。いくつか例を挙げてみましょう。

Be Up

 
 Upが「上へ」という意味であることは皆さん、知ってるはず。Be upは「上がっている状態、起き上がっている状態」を指します。

was up until late last night. (夕べは遅くまで起きていた。)

  下記は、日本語では「日が昇った」と過去形になりますが、「日が昇っている状態」を表します。

The sun is up. (日が昇った)

 下記は、直訳すると「何が起こっているの?」という意味で、”What’s happening?”と同じ意味です。親しい相手に対し、”How are you?”の代わりにあいさつとして非常によく使われます。

What’s up? (元気? 調子どう?)

Be Away


 「離れている」「離れたところにいる」という意味で、職場に電話がかかってきて、「○○は席にいません」「休みをいただいています」などと言う場合の表現です。 

She’s away from her desk. (彼女は今、席を外しています。)

He’s away on vacation. (彼は休暇中でいません。)

Be Back


 「戻っている」という状態を指し、下記の表現は、上記の「~いません」の後に「~に戻ります」という意味で付け加えることもできる表現です。日本人的な発想だとShe will come back ~と言いたくなりますが、下記のほうが自然です。

She’ll be back in a few minutes. (彼女はすぐに戻ります。)

 下記も、日常会話で非常によく使われる表現です。rightをつけることで、「直ちに」感が加わります。

I’ll be right back. (すぐ戻ってくる。)

Be Over

 

 「終わる」というとendやfinishという動詞を思い浮かべるかもしれませんが、endやfinishは「終わる」という行為であるのに対し、be overは「終わった状態」を表します。

 

The class is over. (授業が終わった → 「授業は終わっている」という状態)

 

『英語は7つの動詞でこんなに話せる』 では、この他にも、さまざまな「Be動詞+副詞・前置詞」の表現を紹介しています。

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この記事の筆者

有元美津世

大学卒業後、外資系企業勤務を経て渡米。MBA取得後、16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルティング業を営む。社員採用の経験を基に経営者、採用者の視点で就活アドバイス。現在は投資家として、投資家希望者のメンタリングを通じ、資産形成、人生設計を視野に入れたキャリアアドバイスも提供。在米30年の後、東南アジアをノマド中。訪問した国は70ヵ国以上。
著書に『英文履歴書の書き方Ver.3.0』『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』(ジャパンタイムズ)、『ロジカル・イングリッシュ』(ダイヤモンド)、『英語でもっとSNS!どんどん書き込む英語表現』(語研)など30冊。

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